ご報告

いつも拙い文章を読んで頂きありがとうございます。

管理栄養士のももマミーです。

多くのご縁があり2020年5月12日に初の著書となる

「ももちゃんのお母さんの離乳食記録〜口唇口蓋裂児のお母さんのために〜」が発売されました!

娘の疾患が発覚した当日から書き続けていた日記。最初は私の心の整理で書いていたものでしたが、次第に娘の成長日記となりました。

離乳食が始まってからは毎日何時に何をどれだけ食べたのか、どんな表情をしていたかなど事細かに記録していました。

偶然、親子で集まる会にいらしていた名古屋 鈴木歯科医院の鈴木先生とお話しする機会があり、「離乳食の本、作ってよ!」とお声がけを頂き、あれよあれよと言う間に出版……

当時書き続けていた離乳食日記を読み返し、当時の記憶がばばばーっと蘇り、笑ったり、涙したりしながらこの本の原稿を書きました😂

この本を書いたきっかけ

口唇口蓋裂児は口腔内の裂に食べ物が挟まり食べ進みが悪くなったり、口周りの筋肉が弱く摂食が上手くいかないことがあります。(他にも色々ありますが)

私もその1人でした。保健センターの離乳食講習会に行っても明確な答えはなく「そのうち食べるようになるよ」ばかり。今知りたいのに…調べてもネットには答えが載っていなく悩んでいました。はっきり言うと娘の離乳食は果たして正解だったのかわかりません。今だったらもっと上手くやれたのにな…と思います。もっと心に余裕を持ちたかった、離乳食を上手にあげられない私は母親失格なんだ…と落ち込んでばかりいました。

口唇口蓋裂児専用の離乳食本は当時分かりやすいものが無く、SNSで先輩ママからコツを聞いたり慰めあったり…笑 離乳食本無いなら私が作ろう!ずっとそう思っていました。それが偶然の出会いで1年後には本となって世に出すことができたのです。今でも本を見るたび不思議な気持ちです。

育児の間にさくっと読める、オールカラーで可愛らしい、本となっております❣️

どこで買えるの?

現在、シエン社さんの協会出版物から購入可能です。

❶私のInstagram @momo.meal  のトップページにあるリンクツリーに「出版:ももちゃんのお母さんの離乳食記録」のバナーがあるのでそちらをクリック

❷「協会出版物」をクリックすると出てきます

税込1320円(送料別)です。

本の売り上げの行方について

本の売り上げは全額「日本口唇口蓋裂協会」に寄付させて頂きます。

協会の理事の愛知学院大学の教授などのチームがベトナム地域などでの口唇口蓋裂児の無償手術を行なっています。大人になるまで手術を受けられない子供たちがいるんだと衝撃を覚えました。同じアジア人でもチベット民族には口唇口蓋裂児の出生が少ないこと、これはチベット民族特有のチーズが関係している?など様々な研究をしています。(もっともっとたくさんあるよ)原因がわからないと言われている疾患ですが、予防ができるならしたい、治療の負担を軽減したい、そのために日々先生たちが研究を続けています。

娘を取り巻く治療環境がもっと良くなることを願っての寄付です。

全ては娘のため、娘を通じて出会った仲間が今後良い治療と出会えるように、これから生まれてくる子や親が離乳食で悩まなくてもいいように。

この本にはそんな思いが詰まっています。

口唇口蓋裂の親御さんだけで無く、管理栄養士・助産師・保健師・看護師・保育の現場の方などに読んで頂きたいです。

お時間ある時にシエン社さんのホームページから目次だけでも見られます。

覗いてみてください!よろしくお願いいたします。

ももマミー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?