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はじめての地政学

見出しの画像、、我ながら、ポップな感じに日本が大まかに分かるデザインになったのではないだろうか、、

ちょっと満足。

それはさておき、、

やや古い本ではあるが読みやすそうだということで手に取ってみた。

ラジオでの対話を文字に起こしたような形で書かれている本。

合間合間に手書きの図も示されていて、国同士の位置関係も視覚的で非常に分かりやすい。

適宜、章ごとのポイントも書かれているので、ふとした時に振り返りもしやすい。

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あまり今まで世界史というものにしっかりと理解をもって取り組んでこなかったために世界情勢がいまいち理解できていない。

今、日本の周りでは、また日本は

世界においてどういう状況で何が起きているんだろう?

というのがお恥ずかしながらの私の現状である。


この本を読んだことで、

不完全状態ではあるが、少なくとも世界史に対しての興味がわいたし、これからのワールドニュースの見方も新しい視点を得られたような気がする。

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地政学とは現実主義のひとつ。地理的条件から外交防衛政策を考える

という学問らしい。いろいろ他の本を読んでみても面白そう。

国というものの位置関係は変わらないから、

・私たちが隣人関係でもめた時に場所を変えたり、付き合いをやめたりということが簡単にできるような関係ではないのが国同士の関係

・シーパワーvsランドパワーという関係があること

・脅威に対して立ち向かうときは「敵の敵は味方」という発想や、「毒を以て毒を制す(意味:悪を除くために別の悪を利用すること。)」的な発想で敵同士を戦わせて回避するといった思考が働くこと

・常に対立関係が生まれる世界情勢は、似たような国同士の思惑による行動が繰り返されている


こういった印象を受けた。

ただ暗記して高校のテストだけを乗り越えたような理系学生には正直発見であった。


何もわかってない・無知だなーという私はこういうところから世界を知って、

自分でも考えられるようになって、

日本の政治家たちの動向や各国のリーダーたちの動き、さまざまな宗教間の紛争や問題を見ていきたい。





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