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真似しても怒られない芸術。

文学や歌詞とか、絵画は、誰かが創った作品の真似なんかすると、パクリだ盗作だと大騒ぎになってしまうんだけど、上手に真似して怒られないのが音楽の演奏。もちろん作曲は除くだけど。演劇や舞踏も演奏と似てますね。

他人が創った楽曲の譜面を、作者の意図を汲んで上手になぞって(演じて)なんぼというのが演奏家で、とりわけクラシックなんかは変な解釈を加えて変更なんかしたら、なんだそれは!と叱られてしまいますね。ま、アレンジとか新解釈とかはありますが。

ビミョーなのが、コピーバンドと書き譜のアドリブソロ。誰かの演奏をコピーしても叱られこそしないものの、オリジナルを凌駕するくらいでないと、原典を知ってる人が聴くとあ〜あってなっちゃう。上手に真似ないとね。

あぁ、今回書きたかったのは、パクリだのコピーのウマヘタだのいうシビアなことじゃなく、基本的に盗みは良くないことなのに、音楽は真似して怒られない芸術だよね、という感想です。

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