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耳下腺腫瘍治療終了!

耳下腺腫瘍手術後56日目。

2024年夏、現在パリで行われている五輪。見ていて面白かったのがスケートボードのパーク種目。パークと呼ばれる一画の中に、様々にデザインされた出っ張り?や島?があって、プレーヤーたちはそれらを使って様々な技を繰り出していく。スケボーと身体が一体化して、この空間を自由に駆け回る選手が、楽しげに高得点を獲得していく。

自由。そうなんです。音楽も同じ。この音響空間を自由に駆け回ってこそ、最高のパフォーマンスを発揮できる。スケボーとプレーヤーが一体化するように、楽器が自分の一部のようになってこそ、自由な演奏を楽しめる。

という考えのもと、今の私は不自由きわまりない。手術を行う2ヶ月前ですら、全然”自由”じゃなかったのに、少しだけ自由になりかけてた足をもがれた感じ。

ところで、一昨日、耳下腺治療の最後の診察を終えた。医科部長である医師が、私の口周り、傷周りを目視して、「うん、綺麗に治ってます。耳の辺りの痺れはまだあるね。トランペットは?」訊かれて、うーん、それはまだ・・・。ビタミン剤とか効くんですかね?と尋ねると、ああ、処方箋処方箋出しましょうって。「まぁ、治りますよ」前回と同じ言葉をいただきました。

神経組織の再生に、ビタミンB12が効果を示すそうで、なあんだ、もっと早く言ってよ。と思いました。医師が積極的には言わなかったのは、さほどではないということかもしれないね。

いずれにしても、今回で耳下腺についての病院通いは終了。傷はまだぷっくりしてるし、頬の感覚もまだおかしいけれど、そのうち治ってく。同時に、ラッパの鳴りも戻ってくるはず。実際、傷の治り程度に少しずつ音も戻りはじめてる。という術後56日目。

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