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呪いのコトバはうるさいわ!

ひと月ほど前の話。またなんですよ。近所の広ーい公園でラッパの練習していたら、正面から車椅子を押しながら近づいてきた、ちょい強面なおっさん。通り過ぎるタイミングで「うるさいわ!」
あーあ。まただわ。半年前にも、アラフォーオバさんに「迷惑なんや!」と怒鳴られた件をここで報告した。

今回は素直に謝ろうと思って「すみませんね」でもつい「オッサン」という言葉を追加してしまったのよ。するとオッサン、重ねて「うるさいわ、ヘタクソが」と言い捨てて去っていった。
むーーーん。いらんこと言うたかな?

少し場所を変えて、も少しだけ吹いていると、白いバンが公園内の通路を走ってきて、作業服の2人が降りてきた。
「通報がありまして、練習、わかるんですが、ちょっと、通報の電話があったんで」とさ。あのオッサン、そこまでする?やっぱ、オッサンというコトバがいらんことやったかな?

楽器の練習は、河原でやれと、ネット民。でも河原で休んでいるのに、吹奏楽の奴らはやかましいわ、と、別のネット民。スタジオでやればいいのでは?とリアルラッパ仲間。

でも、気づいたんだ。ディスられた二回とも、確かにうるさかった、迷惑やった。何しろ上手に出せない高音やフレーズを繰り返していたのだからね。心地よい音を出してて、まだ文句は言われていない〜そうなのよ。上手に吹けばよろしいの。
でもね、下手だからこそ、日夜練習してるんだけどね。

近頃、白いバンのみならず、誰かが近づいてきたら「ビクッ」としちゃう。「うるさいわ」は、半ば呪いの言葉となって、頭の半分にこびりついているのよね。

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