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耳下腺腫瘍切除から、16日目。

術後16日目

耳下腺腫瘍で入院して、切除から16日目、退院4日目の今日。トランペット吹奏は相変わらず。初日は覚束なかったチューニングBb音こそ出せるようにはなったが、それより上の音はぱふーっとなって出せないし、低い音も長続きしない。家人は、そのうち戻るよと言ってくれるが、そんな保証はどこにもない。

不安になってネット検索してみたら、耳下腺腫瘍でラッパが吹けない不安を抱える人は、やはり何人かいるみたい。ある女学生は、下唇に違和感があるといい、別の人はひと月半ほどで多少解消してきたという。

顔面麻痺✖️トランペット検索では、さらに多くの情報が得られ、耳下腺腫瘍とかではなく唐突に顔面に麻痺をきたした金管楽器奏者たちがいた。有名どころでは、大野雄三という著名なトランペッターは、交通事故でラッパが吹けなくなったが努力して回復、しかしその後顔面麻痺になって再び復帰したというプロフィールがあった。

やはり吹奏楽器は、顔面神経や筋肉と深い関係があるようだ。私の場合は、顔面麻痺の自覚はなく、どう顔面が垂れたり、涎が出たりなんてこともなく、通常生活にはなんの支障もないので、まったく心配してなかったのだが、未だ右耳下の腫れは残ったままだし、頬の一部や右耳たぶの感覚がないことなどが、何かの影響を及ぼしているのかな?と思う。

うん十年ぶりのラッパ復帰から一年と六ヶ月。そして2ヶ月前の骨折入院から復帰して、ようやく以前の音が戻ったと思った矢先、麻痺というリスクは覚悟していたものの、実際に被ってしまうと辛いものがあるなぁ。なんて。

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