「人は勘定か感情で動く」若い時知りたかった言葉があると上司が教えてくれたこと
社会人になり学んだことは多い。
我ながら、まるで学生時代の私を一新して「社会人版・藤澤桃子」がバージョンアップしてリニューアルされた気さえする。
上司から頂戴した言葉は様々で、ズタズタに心が引き裂かれたナイフのように鋭く痛い言葉もあれば笑 心に残り続ける教えもある。
そのどれもが私だけ留めておくにはもったいなさすぎるので「 #上司の忘れられない言葉 」シリーズとして、シェアしていこうと思う。
人の感情はふたつのみ。損得勘定か、気持ちの感情か。
年齢が倍近く離れた元上司と美味しいお店巡りをしょっちゅうしているのだが、先日のランチ中、「若い時に知っておけばよかったなと思うPanasonic創業者の松下幸之助さんの言葉がある」という前置きで始まった。
人間には2つの感情がある。損得勘定か、気持ちの感情か。
誰しもどちらかによって物事を判断する。
損得勘定で動く人には義理人情に訴えかけても一切聞き入れない。
一方で熱意と誠意で心動かされる人に利益の話をしても、てこでも動かない。
これを理解した上で、対峙する相手がどちらの人間なのかを瞬時に判断し、交渉や仕事をしていくことが大切だ。
経営の神様とまで称された松下さんの言葉。
人を突き動かすのは、いつの時代も欲望であり、情であるということ。
だが目の前の人がどちらのタイプかを即断することは難しい。
しかし、自分自身が心通った、かつ、冷静なジャッジができるバランス感覚を身につけるのはもっと難しい。
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