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#17 嫌なことがあった日は、デパコスを試してみる。

こんにちは、美容ライターの比嘉桃子です。

わたしはコスメがとてもとても好きなので、コスメへの投資は惜しんでいないつもり。
それでも新しいコスメはどんどん出てくるし、すべてを購入するわけにはいきません。
特にデパコス欲が出た時は大変。
ちょっといいな〜と思っていたリップが1万円したときは目玉が飛び出るかと思いました。
セザンヌのリップ20本くらい買えるやん……
もちろんデパコスにはデパコスの良さがあるので、その良さを享受したい時は買うのだけれど。

どうしても欲しいなと思うデパコスに出会ったら、向かうべきはデパコスカウンター。
BAさんに丁寧にメイクしてもらう瞬間は、至福以外のなにものでもありません。
カウンターが苦手な方もいると思うの。
実際、わたしもできれば自分のペースで買い物したいし、試したいものは勝手に試したいタイプ。

でもね、たまにデパコスカウンターに赴きたくなることがあるんです。
それは、落ち込んでいるとき。
仕事がうまくいかなかったり、疲れてうまく笑えなかったりするときって、生きていればあると思うんです。
そんなときに、ぜひデパコスカウンターに行ってみてください。

そして、手にするべきはファンデーション、アイシャドウ、リップ。
つまりほぼほぼフルメイクアイテム。
そうしてBAさんに話しかけられたら、「フルメイクしてください!」とお願いしてみましょう。

マンネリしないようにメイクの仕方を変えてみようといろいろ研究していても、結局は自分の中の軸を外れるのは難しいもの。
なんだかんだ似たような色を使っていたり、固定観念で同じようなメイクになってしまったり。
そんなマンネリを打破してくれるのが、デパコスカウンターです。

BAさんにメイクをしてもらったあと、鏡を見るといつも感心してしまいます。
「わたしってこんなに肌きれいだった?」
「え、もしかしてパープル系のチーク似合ってる?」
BAさんに褒められ持ち上げられていることもあり、見慣れているはずの自分の顔がすごく新鮮に見えるんです。

そうしていつもと違う自分を見ていると、なんだか勇気が出てくる気がして。
あ、わたし、まだいけるぞ。
そう思える不思議な空間が、デパコスカウンターだと思っています。

もちろん、冷やかし目的で使用するのはあまりよくないと思っているので、日頃から欲しいコスメをチェックしておき、ここぞというときに訪れるようにしています。
使ってみてよくなければ正直にお断りすることもあるし、狙っていたものとは違うアイテムが欲しくなって買ってしまうことも。
そこはBAさんとコミュニケーションをとりながら、うまく利用してもらえるといいんじゃないでしょうか。

BAさんって、なんであんなに褒め上手なんだろう。
何度BAさんに持ち上げられて予想外の出費をしたことか…。
でもいいんです。
それで自分の機嫌が取れるなら。

今日もわたしは、自分の機嫌をコントロールしながら生きていきたいと思います。

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