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【食にこだわる30代の韓国女子旅】初心者に推したい本場グルメ3選

K-POP、韓国ドラマ、コスメ、ファッション、グルメなど、日本にいながらも韓国を身近に感じる機会は多いのではないでしょうか。

さまざまなコンテンツを通じて韓国に興味を持ち、いざ行ってみようにも「数ある韓国グルメのどれを食べればいいかわからない」「韓国グルメは辛いものばかりのイメージ……」と不安に感じますよね。

韓国旅が初めての方にも、安心して韓国を満喫してもらうべく、K-POPと韓国ドラマに魅了され、渡韓歴10回以上を数える私が、本場でぜひ味わってほしいグルメをご紹介します。

日本でもビビンパ、チヂミ、チゲなどは有名ですが、今回は「知っていたら韓国通!」と言われる3品をチョイスしました。


1.タッカンマリ

引用元:コネスト

韓国では「タッカンマリ横丁」と呼ばれる地区があるほど、国民的な鍋料理です。
専門店には観光客だけでなく、地元民も多く、韓国語が飛び交う店内では、本場の雰囲気を味わえます。
席に着くと無愛想なおばちゃんが注文を聞かずともコンロの上に鍋を持ってきてくれます。

「タッカンマリ」とは韓国語で「鶏一羽」という意味です。名前の通り、鍋のなかには煮込まれた鶏が丸々一羽。初めての方は店員さんにカットをお願いしましょう。

最初にスープを一口飲むと、優しい塩味とともに鶏の旨味が広がります。このスープが絶品で忘れられない味なのです。

手際よくカットされた鶏は、ねぎや生姜とじっくり煮込まれているので、臭みは一切なく、ホロホロ。鶏肉は、コチュジャン、辛子、酢を自分好みの辛さで合わせた「タテギ」という調味料をつけながらいただきます。
辛さが加わり、また違う味わいを楽しめます。

地元民をまねて韓国焼酎とともに、スープが染み込んだじゃがいもを辛さの箸休めにいただけば、韓国気分を存分に味わえます。
定番トッピングの餅「トッポギ」締めのうどん「ククス」も忘れずに。

到着した日にタッカンマリを食べるのが私の定番で「韓国にやって来た!」とワクワクします。コラーゲンたっぷりのスープでぷるぷるの肌を手に入れたら、旅を楽しむ準備はばっちりです。

2.カンジャンケジャン

引用元:コネスト

キムチなど漬け込み料理がお得意の韓国では、柔らかい身が詰まったワタリガニをタレに漬け「ケジャン」としていただくのが定番。

コチュジャンベースの辛いタレで漬け込む「ヤンニョムケジャン」も韓国らしく魅力的ですが、初めて食べるなら「カンジャンケジャン」がおすすめです。「カンジャン」と呼ばれる醤油に漬け込んでいて、ワタリガニ本来の甘味をしっかりと味わえます。

ケジャン、ビビンパ、韓国のりなどがセットになった定食が運ばれたら、手の汚れを気にせず食事に集中するため、早速ビニール手袋をはめましょう。ハサミでカットしながら、カニの身を吸い出すように、まずは脚の部分からいただきます。気づけば会話を忘れるほど、食べるのに夢中になりますよ。

甲羅のなかのカニ味噌は、ご飯と混ぜ合わせ、韓国のりで巻いて食べれば、口のなかが幸福感で満たされること間違いなし。
韓国ドラマの一場面のように、アルミのカップでマッコリを飲みながら満喫しましょう。

新鮮なワタリガニがあってこその料理なので、日本ではなかなか巡り合えない一品です。

3.カムジャタン

引用元:コネスト

冬の寒さが厳しい韓国には、鍋料理やスープが数えきれないほど存在します。
「カムジャタン」は「カムジャ=じゃがいも」とスペアリブのような骨付き豚肉をコチュジャンベースの「タン=スープ」で煮込んだ鍋料理です。

辛さと香味野菜の風味が効いた、深みのあるスープに、ほくほくのじゃがいもととろとろの豚肉を絡ませながらいただきます。異国感漂う絶妙な味に箸が止まりません。

店によっては、エゴマの葉の粉を効かせたスパイシーな癖のあるスープを売りにしているところも。日本ではあまり馴染みのないエゴマですが、韓国ではさまざまな料理に用いられます。帰国する頃にはエゴマの虜になっているかもしれませんよ。

韓国唐辛子の優しい辛さには、軽い飲み心地の「メッチュ=ビール」がぴったり。
具を食べ終えたら、とびこの卵を加えた炒め飯「ポックンパ」で締めれば完璧です。

まとめ

日本でも食べられる韓国料理は多くありますが、特に今回紹介した3品は本場ならではの格別な味わいを楽しめます。
韓国女子になりきるのも本場を楽しむ秘訣なので、まずは勇気を出して「〇〇(料理名)ジュセヨ=〇〇をください」と韓国語で注文してみましょう。

「旅の醍醐味であるグルメを通して韓国の魅力を見つけたい」という気持ちが湧けば、あなたはもう韓国女子!

「気に入った街にある食堂に行ってみよう」「韓国語で店員さんと話したい」など、本場のグルメを満喫しながら、韓国女子旅を楽しんではいかがでしょうか。


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