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Why MIT - MIT Sloanの志望動機

受験のために提出しなければならない書類はいくつかあるが、今日はCover Letterについて。何を書いたか思い出してみる。

短期・中長期のプロフェッショナルゴールは何なのか。MIT Sloanのプログラムはそのゴール実現に資するのか。MIT Sloanのメンバーにふさわしい能力を持っていることが分かる事例をあわせて示して欲しい。要すれば志望動機である。これを500 wordsで書く必要がある。

アマゾンはインターネットの力でリテールビジネスの世界にパラダイム転換をもたらした。本のネット販売から始まったアマゾンに対し、米ブックバスターは完全に淘汰されるなんて思いもしなかったろう。今ではあらゆる商品を僕らはアマゾンで買っている。

金融の世界も同じ運命を辿る可能性が高い。中国ではアリババ/アントグループによるアリペイやテンセントといったテックフィン(フィンテックではない)が、金融の世界を変えてしまった。一方で、アメリカでは、政治に3つの資本を有する米国金融機関が今のところフィンテック勢の攻勢と共生できているように見える。日本はどうなるだろうか。飲み込まれるか、共生か。いずれにせよ激動の時代になる ー そしてコロナ禍というブラックスワンが発生した。これからのTurbulenceの時代を乗り越えていくリーダーに必要な要件はなんだろうか。

MITの強みはテクノロジーに裏打ちされたイノベーション力である。集まってくる学生や在籍する教授陣はグローバルである。MITで学べば、これからのリーダーに必要な要件である、イノベーション、グローバル、リーダーシップを飛躍的に強化できるのではないか。ハードスキルとしての理論と知識の獲得に加え、学生仲間や教授陣とのインタラクションにより、他者のリーダーシップ経験/ソフトスキルを吸収できるのではないか。

ここでは省略したが、上記の理由付けの論理展開において、自分の経験談と能力を表現した。でも、大事なことは、ここで記載したことについて、説得力をもってインタビューで確り説明することだ。インタビューについてはまた次の機会に。

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