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気に入ったら購入したい

よく着けているジュエリーがあります。

写真のターコイズのペンダントなのですが、私が作ったものではなく、知り合いの作家さんから購入させて貰いました。自分で製作しているアイテムは、自分の為に作ったものでは無いので、実際のところプレゼントでもらった物の方だったり自分の為に購入したものを普段は着けていたりします。

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以前、あまりにもジュエリーが仕事に結びついてしまい、楽しみ方を置き去りにしたまま必死に作り出していたことがあります。

展示会などで素敵なジュエリーを目にしても、造りがどうなっているのだろうか、どこと取引しているのだろうか、原価は?なんて、テクニカルなことが頭の中を先行してしまい、身につけて楽しみたいという気持ちを後ろに追いやり、何かを必死にインプットしようとしていた気がします。

そんな時、知り合いの作家さんのSNSで見かけた写真のターコイズ

旅行先だったのですが、どうしても自分で身につけてたくて”購入してもいいですか?”とすぐにメール。自分の為にジュエリーを買うってこんなに嬉しくなるんだと、思い出させてくれたぺンダントです。そのあとは、同じ作家さんからムーンストーンのピアスも購入。

ピアスの方は、お母さんのイメージじゃないね!!!と、娘からの辛口コメントが付きましたが、、、良いのです。自分の中で納得して購入しているので(笑)加えて、作家さんとのやりとりも楽しい!

気に入ったら購入したい

今は、気に入ったジュエリーに出会ったら、なるべく購入したいと思っています。そして、自分で買ったカジュアルなものから、ちょっと変わったデザインのもの、記念に贈ってもらったものまで、子供の成長に合わせて引き継いで貰い、身につけることを楽しんでもらえたら良いなと。

今、私の手元には曽祖母が身につけていた古い14金のリングがあります。日本は18金・10金がメジャーなので14金のジュエリーは海外の物がほとんど。リングの表にはカリグラフィーでHY、内側には1920と年代が刻まれいます。残念ながら、いつどこで購入されものか家族の誰も知りません。

母からは、”いつもおばあちゃんが着けていたリング”としか聞き出せず、物静かで、穏やかな人柄だったと聞く曽祖母がひっそりと身に纏っていたイメージが私の中で出来上がっています。写真でしか見たことがない人なので、余計にこのリングの雰囲気が曽祖母の佇まいに結びつくんですよね。

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なかなか謎めいた舶来品であろうリング
ゆくゆくは娘たちに引き継いでもらおうと思っています。

ではでは〜




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