見出し画像

上手くいかないこともあるけど

試行錯誤して試みても上手くいかないことってありますよね。

今回、どうしても写真の一番左の石、スタウロライト(十字石)をペンダントに仕立てたいと思いチャレンジしました。

このスタウロライト、一般的なジュエリーの石の仕入れの場には登場せず、ミネラルショーのような展示販売会や、鉱物標本を扱っているお店で見かける石です。

このユニークな形から、古くは十字軍兵が護符としての身につけていたとも言われています。

そう、私もお守りが作りたくなったというわけです

さて、十字の部分は石英くらいの硬さがあるので、石留めが可能なのですが、見るからに柔らかそうな母岩(十字の周りの石)が付いたままどうやって留めようかなと・・・キラキラとした鉱物を含む灰色の母岩に付いて色々と調べてみたのですが、予想通り硬さを知ることが出来ませんでした。

そうですよね、宝飾品に使われるような石でもないですし、十字の部分が主役の石ですから。

観賞用としてこのスタウロライトを箱の中にしまっておくのか・・・      上手くいかないかも知れないけれど、作業してみるか・・・

結局、時折箱から出して愛でる方は捨てて、強度のある細い爪で母岩に被せる方向で石留めを決行!

結果、悪戦苦闘の末に形的には完成したのですが、分かったことは母岩がやはり脆く、パラパラと剥がれてくるので完成しても怖くてオンラインショップで販売は出来ないという残念なことに。。。

それでも、ペンダントにちょうど良いサイズで、綺麗な十字のが入ったスタウロライトを箱の中に眠らせておいて、時折観賞することで満足することは自分には無かったはず、と言い聞かせて終了しました。

今回は創意工夫が足りなかったということですね。

なんとか気に入った鉱物をジュエリーに仕立てていく方法を模索中の私です。
はい、まだまだ、次が持っているのです!

ではでは〜

#tryanderror #次こそは

画像1





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?