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先日の話になりますが、月曜日、例によってまたお休みをした夕方。

担任の先生かた不在着信があり、折り返すと、校長先生が出ました。


実は校長先生、奇遇にも私が中学1年生の時の担任!

家庭内ではいい子ちゃんだった私は学校ではいわゆる不良のような感じで、よくこの校長先生に叱られたり、反抗したりしていた。

長男の入学の少し前に、今校長をやっているらしいとのことを聞き、

げー!と思っていたのだが、今は穏やかな良い校長のよう!


長男の担任から不登校のことを聞いていたらしく、どしたん?と声をかけてくれた校長。私のことを下の名前で呼ぶ。(ちなみに同級生同士の結婚なので旦那も下の名前呼び)


本人が行きたがらない理由や今の状況やフリースクールを検討していることなどを話すと、一切否定することなく。そうかそうか。と聞いてくれた。


本人が将棋が好きと聞いて、校長室にいつでもきてやってもらってよいよ~と声掛けもしてくれた。毎日悩みの連続の私にとって、とてもありがたい声掛けだった。フリースクールも前例はないが、親御さんの判断に任せるよ~とも言ってくれた。

そして担任に嫌なところがあるのかとか、聞いてくれたが、

それはなさそうだと答えた。

単純なもので、この対応で、中学の時から何となく苦手意識のあったこの元担任への意識が変わった。担任の先生もそうだが、何十人、なん百人という子供たち、その保護者とかかわって、毎日仕事をしているんだな。対応や授業に物足りなさは感じるけれど、私と同じように子供たちと、それぞれの立場で向き合おうとしているんだなと、遅いかもしれないけど感じた。


あちがとうございます。と電話を切った後、長男に校長先生が将棋の相手してくれるってよ~と声をかけると、え?じゃあ休み時間まで行こうかな~と話していた。


今までの私は、学校はだめ!時代遅れ!と全面否定したが、

子供のためにお互いに寄り添って一番の道を探していきたいなと思った。


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