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生徒たちの力で校則は変えられる!?

 私は栃木県足利清風高校の2年生です。私の学校は周りが山で囲まれていて、自然が豊かな学校です。
 1年前、私は憧れだった高校生となり、期待に胸を膨らませてこの学校の入学式を迎えました。
 
そこで、ある衝撃的な言葉を受けました。

「皆さんは自分の意思で清風高校に入学をしました。清風高校の校則は厳しいかと思いますが、きちんと守ってもらいたいと思います。」

校則についての説明を聞いた時、清風高校の校則は厳しいとは言われていたものの、あまりの厳しさに驚きました。
私は「思っていた高校生と違う。」と思ったことを今でも覚えています。

│校則を変えたい!│ 

  それから1年が経ち、清風高校にルールメイキング委員会というものが始まりました。校則について意見を言ってるだけでは何も始まらないと思い、ルールメイキング委員会に興味を持っていた友達と一緒に委員会に入りました。私たちの学校のルールメイキング委員会は対話する時の雰囲気がとても良く、話しやすい場ですぐ積極的に話し合いに参加することが出来ました。

│ルールメイキング委員会に入って分かったこと│

 私が活動を始めてすぐ自販機の利用についての校則が変わりました。活動が始まってから3ヶ月後に私は入ったので、最初から最後まで関わることは出来ませんでしたが、ルールメイキング委員会の第1歩として校則を変えられたことに希望を持てました。
これが私のモチベーションとなり、変えようとする気持ちを持ち続けることが出来ました。
行動をしなければ何も始まらないというのは本当だったんだなと思うきっかけとなり、変わらないと思っていた校則も変えられる可能性があるのだと分かりました。

│これから活動していくにあたって│

 私は、これを読んでくださっている皆さん・今の校則に納得していないけれど変えたいと思っている方に伝えたいことがあります。

それは校則を変えようと行動することは悪いことではないということです。

 私は以前まで校則を変えたいと先生に伝えても愚痴や文句に聞こえてしまうだけで、素直に受け入れるしかないのだと思っていました。しかし、ルールメイキング委員会に入り、その考え方は変わりました。

 現在、ルールメイキング委員会で先生方にインタビューを行っていますが、あらゆる先生から期待されていたり、この活動を行っていることをお褒めいただけていることが分かったので決して悪いことではないんだなと思いました。
 校則は変えないほうがいいと思う人もいると思います。何をしたら、不安は解消されるのか、問題は解決されるのか、納得させることができるのかを考えることが私たちの今やるべき事だと思うので清風高校の全員が納得する校則を作るためにこれからも積極的な行動をしていきたいです。

#みらいの校則  #ルールメイキング #足利清風高校

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