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猫を飼っている人は要注意!電子タバコや加熱式タバコはペットの体に悪影響を与えているかも

最近、煙の出ない電子タバコや加熱式タバコを使用している人を多く見かけるようになりました。

副流煙もなく、紙巻きタバコより健康被害が少ないという理由で増えているのでしょうか。

私も喫煙者でしたが、12年前「愛犬の心臓に問題があるかも」という診断をされ、それ以来喫煙を辞めたので、現在のタバコ事情はまったくと言っていいほど分からなく、関心もありませんでした。

しかし、現在主流になっている電子タバコや加熱式タバコに猫用のペットフードに使用が禁止されている「プロピレングリコール(PG)」という添加物が使用されていることを知り、特に猫を飼っている人には知っておいていただきたい注意事項があります。

プロピレングリコール(PG)とは

「プロピレングリコール」は保湿作用・湿潤作用・静菌作用がある添加物として、生めんやうどん、コンビニのおにぎりなど食品のしっとり感を出したり、化粧品やシャンプーなどの日用品、医薬品などさまざまな製品に使われており、私たちは毎日この添加物を体内に取り込まない日はないというくらいです。

猫用のペットフードについて、ペットフード安全法には「プロピレングリコールは猫を対象とする販売用愛玩動物用飼料に用いてはならない」と記載されており、使用が禁止されています。

猫がプロピレングリコールを摂取し続けると赤血球減少や溶血性貧血という病気を起こす可能性があり、重篤な場合、死に至るケースもあります。

電子タバコや加熱式タバコのリキッドにプロピレングリコールが使用されている

電子タバコや加熱式タバコに使用されるリキッドに使用されており、加熱して発生するエアゾールにも含まれていると言われてます。
猫がいる部屋で使用すると、そのエアゾールが部屋の床や家具などに付着。それが猫の体に付着し毛づくろいなどで体内に取り込まれてしまいます。

たとえ同じ部屋で使用しなかったとしても、飼い主の体や服に付着し抱っこした際に猫に移るということもあります。

香りも猫にとってはストレス

電子タバコや加熱式タバコは発生する香りを楽しむために様々なフレーバーが使われています。人にはいい香りでも嗅覚が何倍も優れてる猫や犬にとってはかなりのストレスになります。

とくに猫の場合、アロマの使用なども望ましくありません。

犬と暮らしている猫も注意

犬用のペットフードにはプロピレングリコールの使用は禁止されていません。ふっくら感やしっとり感を出すためにプロピレングリコールやグリセリンといった添加物が良く使われてます。

一緒に暮らしている猫が間違って犬のフードやおやつを食べないよう注意してください。

まとめ

私は犬を飼ってますが、犬には健康被害はないと言われ使用されている添加物も、分からないことが多い以上、できるだけ使用を控えるようにしてます。プロピレングリコールに関しては海外では犬にも影響があると使用量が決められている国もあります。

電子タバコや加熱式タバコは、人にとっては従来の紙巻きタバコから比べたら副流煙などもなく健康への被害が少ないと言われていますが、本当に健康被害が少ないのかは、まだ分かってない部分が多いかと思います。

タバコは嗜好品なので、喫煙反対と高々に謳うつもりはありませんが、違う動物と暮らしている以上、私たちより小さく弱いものの「生活の質」を優先に考えて行きたいです。


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