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「一億稼ぐ子どもの育て方」(後編)

在宅保育のハードさにかこつけて、前編から時間が空いてしまった。。いや、在宅保育と仕事の両立レベル高すぎ! 正直にいいます。ムリです。(笑)

早速ですが、「一億稼ぐ子どもの育て方」から、特に気になったパートかいつまみました後編。子育てには正解がないからこそ、先人の知恵を拝借して糧にしていきたいのです。ここに書くこと以外にもどれもこれも大事にしたい内容だから何度も読み返したいと思う。筆者の方ありがとうございます!

前編にも書きましたが、あらためて。

本書は、1億円稼ぐことが目的の教えではなく、一億円プレイヤーが持つような土台の力の育て方といったところでしょうか。わたし的には、将来子どもが自立した大人になるため親が知っておくべきことと解釈。

早速ですが下記、

(1)子どもにイニシアチブをとらせる

「自分はこう考える」と自分の価値観で物事を進めていける人間になるためは、自分で決めることを習慣づけること。起業家精神に必要な、自主性や積極性、挑戦心を養うには、家庭のなかでイニシアチブをとる経験を積ませること=リーダーシップの役割をあたえることが大切。
ニシアチブってそもそも?…主導権をとる、率先して進めていく

親の心構えだけでなく具体的に子どもも実践できるなと思ったのがこれ。

これからの人生のさまざまな岐路において、選択を迫られる場面は数限りなくあると思う。自分の選択を正解にするっていうとき。そんなときに最終的に自分を支えてくれるのは、己の価値観。「自分はどうしたいのか」「自分はどうすべきなのか」、自分なりの尺度で道を切り拓いていくための内なる指針。(もちろん他者の意見を聞いて、価値観を深めていくことは大事だと思うから素直に意見を仰げる人になってほしい)

この、価値観を育てていくためには、自分で選択する習慣をもつことが大事だと説いている。例えば、下記のような感じで遊びや生活で、子どもが決める・実行するみたいなことができると、具体的だしたのしそう。

例えば、家族の旅行計画を立ててもらう。週末の計画を立ててもらう。行き先や、交通手段、宿泊先の選定、旅行先の計画、チケットの手配、当日のガイドまで全部任せたりなど。それによって、企画力や自分で決める力、リーダーシップの訓練になる。

親はできる限りのサポートをする。旅行計画は小学生くらいだろうか。考えるだけでワクワクしてくる。

話はそれるけど、息子と芋ほりをすることが密かな夢。やっと、芋を芋と認識し、芋を掘る力もつき、土の中に芋が埋まっていることに驚きとよろこびを感じられる年ごろになってきた。料理した芋が自ら掘り起こした芋であることが理解でき(るとなおよし)、あまりお好きでない芋もこれなら仕方ねえといって食べてくれるかもしれない。

なぜ芋ほりか?と問われるとよくは分からない。たぶん、小学生のときに経験した土臭ささといもが連なる爽快感が忘れられないのだ。たぶん。芋ほり計画を立ててくれるなんかしたら母親冥利に尽きる。


(2)自分の意見が受け入れられる経験

自分と違う他人の価値や主義主張を認めるには、子ども自身が親や周囲から認めてもらい、自分は自分でいいんだと自己の存在に自信を持つことが必要。親は子どもの価値観を受け止め、子どもの主張を否定することなく尊重してあげること。親自身の感じ方や感情を、子どもに正直に、ていねいに説明すること。そうすることによって、自分とは違う感じ方があることを知ることができる。

自分の子どもがどうなってほしいかと聞かれれば、最初に答えたいと思うくらいには、自己肯定感を高くもってもらいたいと思っている。自信のある男、かっこいいじゃん。

さすがに全部の意見を肯定するなんて仏なことは無理だけど、「なぜそう思う?」「どうしてそう考える?」「こういう考えはないかな?」などちゃんと会話をすることが大事なのだと思う。自分を受け入れてもらえたという自信が、他人を肯定して尊重する心を育てる。息子よ器のでかい人間になってくれよ!


(3)語彙の豊富さは幸福感につながる

語彙の多さと幸福感は相関関係があり、語彙が豊富であればあるほど幸福感を感じやすくなる。

言葉は思考のベース。言葉は自分の気持ちを言語化し、漠然と抱く感情をうまく処理することを手伝ってくれる。大人になると経験から理解できることもあるけど、子ども時代は漠然とした感情を抱くことも多かったけ。言語化できることで、感情に向き合うことができやすくなる。

そのためには読書週間が大事だと説く。子どもの読書習慣は子どもの読書習慣に影響するとも。分かっている。頭では。。本を読むことで先人たちの知恵や経験を知ることができ、それを自分の糧にかえることができる。壁一面本棚みたいな家理想だよな~~


(4)探求心にごほうびはいらない

目標を自分で決めることで、探求心が芽生える。さらに親は子どもの探求心にご褒美を与えることはしなくていい。親に褒められたい、ご褒美をもらうことがいつの間にか目的となってしまい本来の探求心を失ってしまう。

これは、結構やりがち。まったく褒めるな、ということではないが、かの有名なアドラーも言っている「褒める」「しかる」は「子どもをコントロールすることになる」と。よかれと思った声かけが子どものためになっていない、ということだから親としてはぐっとくるものがある。。褒めにも適材適所あるみたい。親はただ子どもの探求心のためにサポートに徹する、一緒に探求する。親も行動で、背中で語らないといけないということか。。


子育てには正解はない。というか、これでいいんだっけって思うことの方が多い。ただ、息子には自分なりのしあわせを見つけてほしいと思う。しあわせが何かを定義して、己の価値観を信じられる大人になってほしい。そして、人を尊重し、大切にできる人に。

そのためには、親の自分ができることは、子どもをひとりの人間として認め、尊重し、言葉をかわしていくこと。自分もまだしあわせがの定義ができるたいそれたおとなじゃないのにな、親としても日々成長です。

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