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小学校就学まではテレワーク・時短・時差が選べる「改正育児・介護休業法」が成立

先日保育園の親子リクリエーションがあり、同じグループになった方と話していたら彼女は航空会社の客室乗務員で、会社の規定で子供が2歳になったら時短からフルタイムに戻り、日帰りで遠くまで行くシフトになるので転園を考えているとの事。(我々の通う小規模保育園は17時半にはほぼ全員帰宅するので、もっと遅くまで預けている人が多い園への転園。)

恥ずかしながら会社によって時短を許可する子供の年齢が決まっているのだと知らず、というか自分もあまり深く考えておらず、厳しい現実だなと思っていた矢先、「改正育児・介護休業法」が成立したとのニュース。

・子どもが3歳から小学校就学までは、テレワークや短時間勤務、時差出勤などの制度を企業が二つ以上用意し、従業員が選べるようにする。
・子どもが3歳未満の場合は、テレワークの導入を企業の努力義務とする。
・子どもが3歳になるまで申請できる「残業免除」は、小学校就学前までに拡充。
・看病のための「看護休暇」は、小学校就学前から小学校3年生までに延長した上、入園式や学級閉鎖などの際にも取得できるようにする。
・従業員1000人超の企業に義務付けている男性の育児休業取得率の公表は、300人超の企業に対象を拡大。100人超の企業は取得率の数値目標の設定も迫られる。
とのことで来年4月から順次施行。

子育てに関する良いニュースは話題にならない傾向にあるし、そんなんじゃ足りない!と憤る声も想像つくけど、少しずつの改善も有難いことだなと素直に思います。