3年生

昨日は年に一度の検査日でした。
薬の副作用で若干数値が気になるところはあるものの、とりあえずは再発転移とのこと。一安心。がんサバイバー3年生に進級です。
そして、形成外科で再建手術の日を決めてきました。病気の手術ではないものの、やっぱりちょっと緊張。面会謝絶の状態が続いているらしく、それも少し悲しいな、と。

検査の前後はやっぱりナーバスになります。
なにもなくてよかったねと言ってもらいたい、大丈夫だった?と心配してもらいたい、そういう気持ちがどうしても顔を出します。
昨日も母が病院まで迎えにきてくれたのですが、これといって心配や安心を口には出さず。
家に帰ろうか迷ったけれど、なんとなくひとりでいたくなくて、実家に泊まりました。
夜も病気の心配ごとなどを話すもめんどくさそうな相槌ばかり。とはいっても、そのときはすこし寂しいなぁと思ったくらいで、普通でした。
しかし、朝から寂しい気持ちが爆発し、母に甘えたくて、抱きしめてもらいたくて…しかし、母は冗談で笑いながら「どうしたん、朝から気持ち悪い(笑)」と言いました。わたしはその言葉に異常に反応してしまい、号泣。
思うような言葉が返ってこず、自室にこもって絶叫。
また病的な部分がでてきたなぁと思います。


あとで謝りには来てくれたけれど、わたしは言葉が足りないところがある、それはこれからも変わらないと思う、と言われてしまいました。

もちろん、母がわたしを想ってくれていることはわかっていますが、やはり望むような愛情を受け取れていないのは事実です。


なにもなくてよかったね、と抱きしめてほしかっただけ。
なにもなかったお祝いをしようか、って買って帰ったゼリーを一緒に食べたかっただけ。

病気のことは一生自分で背負っていくしかないのに、どうしても誰かに自分と同じように心配してほしくてたまりません。

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