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終電

小中学生であれば、仲の良い友達が近所に住んでいることはよくある。

でも高校生・大学生になると、仲の良い友達が近くに住んでいるとは限らなくなる。

身に染みるほど思う。
心許せる友達は近くに居てほしい。

わたしには電車で30分程の距離に高校生からの大事な友人が住んでいる。
すぐ会える距離ではあるけれど、厄介なことがひとつ。

“終電”問題。

つい先日、夜遅くに彼女から突然会いに来れないかとLINEが来た。
約5年ほどの付き合いだけれど、こんな事は初めてで、すごく心配になった。

バイトはあったけれど終わってから直ぐに駆けつけた。

彼女もわたし自身も、とても自己肯定感が低く、人に甘えることも出来ないし、毎日頭の中はひとり反省会が開かれているタイプの人間なのだ。

痛いほど彼女の気持ちが分かるし、だからこそ時間が許す限りは寄り添ってあげたいと思う。

終電を気にせずに。

わたしと彼女は同じことを思った。

“やっぱり彼氏が欲しい”と。

自分の最強の味方で、甘えられる存在だとが必要なのだ。

なんだか大学生がよく言うありきたりな話になってしまった気がする。

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