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初恋の人と恋愛した話【5】〜高校時代編〜

楽しい時間はあっという間で、お話してたら22:30。






デート先の公園は家からかなり離れたところだったから、

地元の駅に着いたのは24時少し前で、

こんなに遅く帰宅したのは人生初めてだった。








親は心配してたけど、私は特に怒られはしなかった。

今思うと、両親は私を暖かく見守ってくれていたし、

信じてくれていたんだなと嬉しく思う。






一方で、出野君はこの時間に帰宅して

親からどう言われていたのか、

この時点では知らない。

彼がその時どうなっていたかは

何年も先に知ることになる。








ファーストキスを奪われた上に、

出野君のスペックの高さに私はしっかり惚れてしまっていて、

頭の中がお花畑状態だった。








また会えるだろうなと軽く思っていたし、

これから辛い思いをするなんて考えてもいなかった。




続く

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