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#35 WHY TRUMP?

何故、Donal John Trump元大統領が、圧倒的な人気で共和党の大統領候補になったのか、そしてその元大統領の思想信条を確実に引き継ぐであろうJ.D. Vance上院議員がわずか2年の議員経験で、副大統領候補に指名されたのか?

私なりに改めてトランプ元大統領、そしてトランプ大統領候補について以下まとめてみた。ひ拙文で申し訳ないと思うが、故安倍総理は今でも好きだけど、トランプ大統領はなあ、、、 という人には、できれば最後までお付き合いして頂きたい。

アメリカ左翼は、トランプ大統領候補を、口をそろえて、”独裁者”、 ”ファシスト”、 ”人種差別主義者”、 ”外人嫌い”、アゲクハ”ヒトラー”、とまで蔑称し、侮蔑し続けている。トーンは柔らかくしていても、日本のメディアも大同小異だろう。

まず、表題の写真を見て頂きたい。故安倍総理とゴルフを楽しむトランプ大統領(当時)。この写真はおそらく故安倍総理が自撮りしたように見えるが、この二人の笑顔をみて、”独裁者!”と決めつけられる人が、何人くらいいるだろうか?

またあの痛ましい犠牲者を出し、ご自身は耳タブを銃弾がかすめた、暗殺未遂事件のわずか1週間後に、PGAの人気ゴルファーであり飛ばし屋のBryson DeChambeau(ブライソン・デシャンボー)氏のユーチューブ番組で、ラウンドしたトランプ大統領候補の、やる気満々のこの表情を見て頂きたい。

この番組は、チャリティーゴルフで、デシャンボー氏がゲストと、二人のpair shooting(ベストボール方式)で、パー72のコースで、50を切る(つまりアンダー22)、をチャレンジするというゲーム。イーグル、バーディー毎に、各々US10K、5K (日本円で1.5百万円、7.5十万円)をチャリティー献金するらしい。

今回は、トランプ氏の所有のコースの一つで、赤ティー(おそらくレディース・ティー)からのプレーだった。私の以前の記事で、ユーチューブのリンクを這っておいたので、興味ある人は見て頂きたい。とにかく、暗殺未遂事件の後にも係わらず、トランプ大統領候補は元気だ。デシャンボー氏とのゴルフ談義も、いかにも楽しそうに、とても大統領候補には見えない気さくな人となりがよくわかる、と思う。

18ホールの中で、トランプ大統領候補は、なんと一人でイーグルを取っている。210ヤードのパー4で、見事にワンオン、しかもベタピン(わずか1m)につけ、イーグルパットを見事に沈めた。自分の番組だからこそかもしれないが、デシャンボー氏が、”私のボスはすごいなあ~”、とトランプ大統領候補を持ち上げたのが印象的だった。結果はちょうど50(アンダー22)だったが、トランプ元大統領は、”必ずもう一回やろうぜ!”、ととても79歳とは見えない、元気な姿を見せていた。

ゴルフをやらない人は、”ゴルフはブルジョアの道楽だろう!”、と切って捨てられるかもしれないが、アメリカでは、(名門コースは別にして)、地方のゴルフ場は、プレイ代が安く(私の時代では一人US$5で回れた)、例えば、引退した老夫婦とか、子供や孫を連れた家族とかが、気楽に楽しめる娯楽で、決してお金持ちの特権階級の道楽ではない、事をお断りしておきたい。

これも前の記事が紹介したと思うが、拉致被害者のご家族と、当初の立ち話程度を急遽変更し、トランプ大統領(当時)が横田早紀江さん(めぐみさんのお母様)の話を身を乗り出し真剣に聞き入る姿。この会談は故安倍総理がお膳建てしたものと思うが、私は、確か島田洋一先生の紹介で初めて知った。しかも帰国後には、丁寧な手紙を出して頂いた。拉致被害者を救う会の会長である西岡力(つとむ)会長は、現日米政権とも良好な関係を維持しなければならないので、批判的な発言は我慢しておられるものと推察する。その一旦は、島田洋一先生のSNSでのコメントから想像できる。ち

来日中の超過密日程で、私達の同胞と、なんの罪もない中学生まで拉致した北朝鮮について、故安倍総理がしっかりトランプ大統領(当時)にレクをしていただいた結果であるし、また大統領の一旦知り合ったら誰も分け隔てせず友人として親身に相談の乗ってくれる、トランプ大統領候補の人としての温かみを感じさせる逸話だと私は思う。なみに、オバマ大統領(当時)も拉致被害者のご家族と面談はしたが、本当に立ち話程度の挨拶で終わったらしい。他にもオバマ元大統領の逸話には、いかに政治家とはいえ、人間味のない左翼エリートの匂いのする話が多い。(例えばほとんどの米大統領は、我が国の首相と、お互いをファースト・ネームで呼び合ってくれたのに、オバマ元大統領は、ガンとして、Mr. Abeと、いかにもよそよそしい呼び方を崩さなかったらしい。

拉致被害者のご家族の話に身を乗り出すように聞き入るトランプ大統領(当時)とファーストレディー(真ん中は、この会談をアレンジした故安倍総理)

またこの逸話も、これまでの記事で数回紹介したと思うが、Rumbleの超人気番組である、ダン・ボンジーノ・ショーの元シークレット・サービスの教官でもあった、ボンジーノ氏の逸話。同氏がガンに侵されていると、当時大統領だったトランプ氏が知ったときの話。トランプ大統領(当時)は、ボンジーノ氏の携帯に電話し、本当に親身になって、我が事のように、心配してくれた、と時おり番組で紹介している。一方で、ボンジーノ氏がシークレットサービスの要人警護隊長として、保護してきたオバマ元大統領については、
ボンジーノ氏に電話があったのか、どうかのコメント聞いていない。たぶん、オバマ元大統領(当時は、トランプ政権で、政界を引退していたはず)からは連絡すらなかったものと思う。

以下のグラフは、そのボンジーノ氏が紹介した2016年大統領選挙でのクリントン候補とトランプ候補の得票分析。ボンジーノ氏が着目するのは、大学卒の得票はクリントン候補に多く投票したのに、トランプ候補の得票は、大学卒ではない層が多かったこと。この傾向は今回の大統領選でも同じで、トランプ候補の支持者には、いわゆる一般大衆が多い。逆に民主党はエリート層の支持が多いのと、黒人層やヒスパニック(中南米系)の指示が多かった。しかし今回は、黒人層とヒスパニックともにトランプ支持者が急増しているようだ。

2016年大統領選挙でのクリントン候補とトランプ候補の投票分析 1
2016年大統領選挙でのクリントン候補とトランプ候補の投票分析 2

さらに、下のショットは、FOXニュースが紹介した(6/19)デトロイトでのトランプ支持者の集会。写真の黒い帽子をかぶっているのはデトロイトのラッパーで、こういう発言をしている。
”I don't agree with everything about president Trump. I am not voting based on personal feeling but based on personal experience. I like Trump as president more."
俺はトランプ大統領のすべてを認めてるわけじゃない。ただ俺は個人的な感情で投票するんじゃなく、個人的な経験で投票したい。俺は大統領としてトランプの方が好きだ。
この発言は、大統領候補のものの言い方、身振り手振り、そして他の振る舞い方等の好き嫌いじゃなくて、トランプとバイデン(当時)の大統領としての政治の実績(要するに自分の生活など実際に経験したこと)で大統領を決めたい、という意味。

つまり、トランプ前政権時代と今のバイデン政権下での自分達の暮らしぶりを比べると、トランプ前政権時代のほうが良かった、という声が、黒人層にもまたヒスパニック層にも広がっている、という事を象徴している。

トランプ大統領候補にハグしてもらいごきげんの若い黒人女性

無論、”選挙は水物”であり、特に民主党は伝統的に不正選挙の暗黒歴史を持ち、前回大統領選挙でも裁判で有罪にはならなかったものの、数多い疑惑が今でも取りざたされてい。(アメリカ人にとって最も人気のある大統領の一人、民主党のJFケネディー大統領にも、シカゴのマフィアを使った選挙買収があきらかにされている。ただ大統領自身の指示ではなく、選挙事務所の暴走だったかもしれないが)

まして、左翼化がさらに加速し、アメリカ保守派からは、”共産主義者”とレッテルを張られているハリス副大統領は、左翼メディアと結託い、またもしかしたら海外からの選挙妨害も使い、前回異常の選挙詐欺を画策するだろう、と私は危惧している。だから、選挙結果は共和党有利と浮かれている場合ではない、と私も思う。

最後に、前トランプ政権時代のブレーンの一人であり、対中国政策を中心になってリードした。ピーター・ナヴァロ博士がいかにトランプ大統領候補に心酔し、今でも支持しているか、紹介したい。ナヴァロ博士は、議会召喚に応じなかったとして、4ケ月の実刑を言い渡された。これまでなん百回も証人喚問のため召喚されたにも係わらず議会に出頭しなかった官僚に対しては、ただの一人もこのような実刑判決は出ていない。つまり、明らかにトランプ派支持者への見せしめとして、司法を政治利用した最悪の判決と考える。先ごろ刑期を終了して釈放されたばかり。

それだけの迫害を受けながら、博士のMAGA運動の支持とトランプ大統領候補への支援は変わることがない。たしか釈放後はすぐに、RNC(共和党全国大会)にはせ参じたと思う。さらに、MAGA運動指導の一人であり、ナヴァロ博士とともに、前トランプ政権のブレーンの一人でもあった、スティーブ・バノン氏も、同様に4ケ月の実刑に服している最中だ。もちろん、バノン氏は獄中にあっても、email等でMAGA運動を指導しているらしい。

ピーター・ナヴァロ博士の一連の著作

最後に、Rumbleの新番組でボンジーノ・ショーの一つでもある、Evita(エヴィータ女子)の、アメリカ人気質を紹介した。私はつたない経験しかないが、これまでビジネスで付き合ってきた多くのアメリカ人に共通する特質をよく捉えていると感じる。またこのアメリカ人気質が、なにか本質的にトランプ大統領候補とぴったりあうのではないか、とも考える。

ボンジーノ・ショーの新番組

みなさんが忘れないように、アメリカ人は冒険好きです。私達の祖先は、リスクを恐れず、彼ら自身の古い世界の安定さを犠牲にして、素晴らしいものなのか、あるいは壊滅的になるか、どちらに転ぶか分からなかったが、新政界(アメリカのこと)のチャンスにかけてみたのです。私達は(やはり)カウボーイであり、征服者であり、ピルグリム(巡礼者)であり、開拓者なのです。アメリカのまさに発祥、私達の(国)創立起源は、自由を追い求め、現状維持(大英帝国)に対しての反乱だったのです。

現在のアメリカでは、かつての大英帝国が一部の金持ち、エリート官僚、そして左翼メディアや社会主義者、あるいは共産主義者である民主党政権に、まさに反乱を起こそうとしているのがMAGA運動ではないか、だからこそ一般大衆に人気のトランプ大統領候補が圧倒的支持をうけて、大統領候補に指名された、と私は考えます。

ひとまず、私からみたトランプ大統領候補の人となりについて、まとめてみました。”そんな事は全部しってるよ”、という方には、この記事を読んでもなんら得るところがなく、申し訳なく思います。しかし、”なんか今までのトランプのイメージと違うなああ、、、ちょっと自分なりに調べ直してみようかな”と思っていただけた方、特に保守層の方、が一人でもいらっしゃれば嬉しいです。

まだ、暗殺未遂事件のその後、ハリス大統領候補のこと、さらにトランプ大統領候補の前政権での実績とアメリカメディアがでっち上げ、故安倍総理のときと同じく、”無罪であることを証明しろ”、という悪魔の照明を勝手に要求し続けているアメリカ左翼メディアの詐欺・捏造・プロパガンダ放送の実態を紹介したい、と思います。しばらく時間的な猶予をお願いいたします。

最後に、今日は非常に嬉しい事が一つありました。
それは”俺が村”にできた蕎麦屋を、”どうせこんなくっそ暑い中だし、どうせ我が村はうどん文化なのだから”、香りもなんにもしない、なんちゃって蕎麦なんだろうな、とダメもとで試してみたのです。

出し巻ともりを一枚頼んでみたのですが、まず出し巻を作るまだ若いご主人の鮮やかな手さばきに、”ほ~”と感心し、あつあつの出し巻を一口食べたとき、口中にひろがった鰹だしと微妙にあった良質の卵の甘味に驚きました。そして! 待つ事しばし、カウンター越しに渡してもらった蕎麦をずずっとすすってみて、思わず、”これ新蕎麦だよ!”と心の中で叫んでしまった。
”あれ、ということは、そのそば、ニュージーランドあたりから取り寄せてるのかな、、、”と勝手に想像してしまった。ちょうどよい濃さの蕎麦湯を飲み終わり、その若い主人に聞いてい見てまたびっくり。”いえいえ、これ国産の蕎麦です。ある関東の農家が長い年月をかけて蕎麦を改良し、そして丹精込めて作り込んだら、この時期なのに、新蕎麦の香りのする蕎麦ができるようになったんですよ”、と教えてもらった。

いやあ~嬉しい!家に帰り晩飯のとき、家族に自慢げに、”こんど蕎麦くいにつれてく”と宣言できました。やっぱ蕎麦がいいなあ (笑)


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