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アメリカ大統領選 #23 J.D. Vance副大統領候補

Truth Social からトランプ元大統領のポストが送られていたのに気が付いた。(Truth Socialは完全に左翼に偏向した既存SNSに対抗してトランプ元大統領が立ち上げたアメリカ保守派のSNSで、今は日本からも同サイトに無料登録できる)

共和党の副大統領候補に、トランプ元大統領は、オハイオ州選出のJ.D.Vance(ヴァンス)上院議員を指名した。共和党大会で正式に承認される予定。

私は、ヴァンス上院議員は全く知らなかったが、まずなんといっても若い(39歳)し、海兵隊出身の法学博士で、ベストセラーを出している。(映画にもなったらしい) 共和党にはタレントがそろっていると改めて感じた。

今、ミルウオーキで開かれている共和党全国大会のビデオをRumbleで視聴しながらこの記事を書いているが、音だけで、どれだけこの大会が盛り上がっているのか、背筋に寒気が走りそうなほど感じてします。

我が国の左翼メディア、自称国際政治評論家(左翼、自称保守を問わず)がなんと言っているのかは知らないし、興味もない。どうせ彼らのコメントを読んだところで、胸糞が悪くなるだけだ。いわんやアメリカでの大統領選には1ミクロンの影響もない。飯山先生が(おそらくは)そういったコメントについて、反論されているようだが、申し訳ないが飯山先生のコメントも読むのはやめたおきたい、(飯山先生、せっかくのコメントを読まず7に申し訳ありません、、、、、)

私は、このアメリカの保守派のものすごい揺り戻しモーメント、たくさんの老若男女の人材が、本当にうらやましくてならない。おそらく、資産20兆円と言われるトランプ元大統領の2012年からの大統領立候補がそもそもの火つけだったように思えてならない、いや、アメリカ社会が、それまでの共和党のいわゆるネオコン(新左翼、グローバリスト)ではなく、一般民衆のための保守派の台頭を待ち望んでいたから、奇跡のようなトランプ政権を誕生させたのかもしれない。

一説によると、トランプ元大統領はその資産の半分、10兆円を使ったとする話もある。間違いないのは、大統領任期中は、年間$1の給料しかもらわなかった、ということ。ちなみに、今は亡きアップル創設者の一人で、iPhone開発と立ち上げで世界を変えた、スティーブ・ジョブズ氏も年間報酬は$1だったらしい。(アメリカの税法上無料奉仕はできないらしい)

しかも、トランプ氏はもともとは政治家でもなんでもなく、事業で大成功した不動産王で、どうやって事業を成功するのかノウハウを知り抜いている。(その経験と能力、さらに実績がトランプ人気の秘密の一つなのだろう)
左翼、そして一部の保守派は、その政治家らしからぬトランプ氏の発言がきらいでしょうがないのかもしれない。確かに、トランプ氏は、言わなくても良い、政治家としては失言とされる発言もある。

例えば、ニューヨーク市で有罪判決を受けた、いわゆる”口止め料”裁判で、相手の女性のことを、”俺はあんなウマヅラは嫌いだ!”、との発言。ただし、この発言は、相手側がトランプ氏を口汚くののしり小ばかにしたことに対する反論ではあった。

我が国で、このトランプ氏や、MAGA運動のような草の根がまだ出ていないのが、私には悔しくて仕方ない。それどころか、疾風見勁草(疾風に勁草を知る)そのままに、今回のトランプ元大統領の暗殺未遂事件をうけて、これまで保守派(と勝手に私が思っていた)論者までが、トランプ政権の復活を、”アメリカは、日本を見放す”、と危惧している。

私は言いたい。それは危惧ではなく、我が国が向き合わねばらい想定される事態だ。トランプ新大統領は、全体主義者ではないし、ましてや独裁者ではない。それはアメリカ国民の多数が信じていることからも明らかだ。トランプ新大統領は、”各国は各国の生き方をそれぞれが決めてくれ。アメリカは、”自分の国は自分で守る”、という気概があり、”言葉ではなく、行動で示す”国々とはしっかり手を握り続け、互いに助け合う”、と私は信じるし、アメリカ民衆もその政策を支持するだろう。

今までの左翼バイデン政権下では、”水の入った鍋の中のカエル” 状態だ。つまり、そのカエルは、下から火であぶられ水が少しづつ熱せられているのに気が付かない。しかし、気が付いたときははもう熱湯の中で死んでいた”、という例えだ。

これは極論かもしれないが、トランプ政権は、我が国に対しても、”悪の枢軸国につくのか”、”自由主義陣営に留まる”のか、白か黒かを必ず問うはず。我が国にとって、相当な痛みを伴い、当然憲法改定か、いっそのこと、英国流に成分憲法(書面にした憲法は持たない)を諦めるのか、我々一人一人の腹を決める時は、早晩やってくるだろう。その時、バイデン新大統領を、”独裁者”、”全体主義者”、”ファシスト”、”人種差別主義者”、とアメリカ左翼のプロパガンダ(日本メディアはその物まねをしているだけ)に乗せられていたら、悔しいが我が国の将来はない。この真の危機感を共有し、我が国を導いてくれる政治家、政党が育つ事を願いたい。

ヴァンス上院議員をWiki検索してた。
・生まれた時の氏名はJames Donald Bowmanだった
・両親はスコットランド系とアイルランド系だった
・まだ幼児のころに両親は離婚した
・母親は麻薬中毒に苦しんでいた
・彼自身と妹(リンジー)は母方の祖父母に養育された
・現在の名前に変えた
・2003年高校卒業後に海兵隊に入隊し、イラク戦争に戦闘報道官として従軍
(海兵隊第2空軍の広報担当官)
・海兵隊を除隊後、2009年にオハイオ州立大学を卒業 (文学士)
在学中から共和党のBob Schuler(ボブ・シュラー)上院議員の元で働いた
・その後イエール大学の法科大学院に入学し,法学博士号を取得した。
在学中は、The Yale Law Journal の編集員を務め、Amy Chua教授から自
叙伝を書くよう勧められた。(私見だが、在学中は相当優秀な成績だった
ものと考える。)
・その後、上院議員の事務所、地方裁判所、さらに法律事務所で勤務した。
・2016年サンフランシスコに引っ越し、2017年までベンチャー投資会社で主
幹を務めた。
・2016年 Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis を発表
し、ニューヨークタイムズ紙で2016/2017年のベストセラー・リストに挙
げられた。またウオールストリート・ジャーナル紙は、”voice of the Rust
Belt
” (さび付いた地帯からの声)と評した。(私見だが、2016年のトラ
ンプ政権誕生に貢献したものと考える。)
・その後オハイオ州に戻り、非営利団体で教育、麻薬中毒治療等の社会問題解決に取り組んだ。
・2022年オハイオ州上院議員選挙で勝利した。

このように、ヴァンス上院議員は、決して恵まれ平和な家庭で育ったのではなさそうだ。いやむしろ、悲惨な幼児期を過ごしたのに、よくぞここまでがんばってキャリアアップしたものだと感心した。

以下、トランプ元大統領の発表をあげておく。

トランプ元大統領の副大統領指名

要約
私は、(副大統領候補について)とんでもなく大勢の候補者から誰を指名するか、長い間、熟考し、考え、そして考慮したうえで、合衆国副大統領候補として、オハイオ州上院議員のJ.D. Vanceを指名することにした。ヴァンス氏は海兵隊で立派に勤め上げた後、オハイオ州大学と卒業の後、イエール大学の法科大学院で法律ジャーナルの編集と、退役軍人のイエール法律協の会長を務めた。ベストセラー本と映画、”Hillbilly Elegy” (田舎者の哀歌)で、我が国で懸命に働く男女を称えた。またヴァンス氏は、先端技術と財務分野の事業で大成功している。そして今、この大統領選では、ヴァンス上院議員は、ペンシルバニア、ミシガン、ウイスコンシン、オハイオ、ミネソタ州、さらに全国の労働者と農民のために力強く活動を続けている。
(稚拙な英訳で申し訳なく思います。トランプ元大統領の真意がこの拙訳では伝わらないでは、と不安でなりませんが、参考になれば幸いです)


オハイオ人には、”どうやって戦うか”を知っている上院議員がいる。それがまさに私がここにいる(上院議員を務める)理由だ。


ヴァンス上院議員

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