和訳:Something from Nothing
翻訳をしたらと 北斗が言ったから 1月12日は和訳記念日
俵万智さん、雑にパロってごめんなさい。
本日(この記事を公開する頃には昨日になっているでしょう)のインスタライブで、新アルバムの『THE VIBES』について語ってくれたSixTONESの松村北斗くんが、英語詞が多い曲について「みんなでSNSで訳を確かめ合ったりしてもいいかもね」と言っていたのです。
じゃあ、しようか、という単純なアレがこのエントリーです。
Something from Nothing
3形態共通曲 Track 05の曲です。(利便性・視認性のため出典に関する作詞者への言及は初出のところのみとさせていただきます)
無から有が生まれる
すべては俺たちの行動の結果だ
この暗く昏い夜に 退路なんてない
やってみるしかない
手を握り合わせて祈り
世を照らす日の光を願い
道を見出すんだ
すべての望みが断たれたら 受け入れるしかない
今より少しマシな日々を ただ願うだけ
そんな道を進むつもりはない
質問こそが答え そう答えなんだ
無から有
無から有
無から有が生まれる
すべては俺たちの行動の結果だ(今は誰の制止も効かない)
ただ叫ぶだけ
解き放つ感情
行く手を阻む不安は もう取り去って
無から有を生む
今の俺たちは誰にも止められない
倒れるところは誰にも見せない
全ては俺たちの行動の結果だ
果てない逆風 上等だ
俺たちは逃げ出したりしない
でもいつだって諦めずに
最後までやり遂げようとしてる
果てない逆風 上等だ
戸惑いなんてない
でもいつだって目指すのは
変化をもたらす存在だ
見せたいんだ
みんなが知っている以上のものを
打って出る準備はできてる
何一つ譲るもんなんて無えよ
見せたいんだ
みんなが知っている以上のものを
打って出る準備はできてる
外に出たいんだ
ほらみろ
刮目せよ! 俺たちがSixTONESだ
疼き出した時代は 止められない
息潜め隠れるのはやめだ
「無から有」 物理無視の法則
感性と知性を総動員して挑むぜ
[以降 繰り返しのVerseにつき割愛]
いかがでしょうか。
「日本語まで訳すなよ」という方もいらっしゃると思いますが、英語と融合させることによって文法的に破綻してしまうことがあったり、シンプルに汲み取ったイメージをより深く伝えたかったり、という意図で言い換えている部分があります。
ちょっと脱線しますが、We did it all という歌詞から、私は One Republic の "I Lived" という曲を思い出しました。"I did it all" という歌詞が印象的に登場する曲です。この歌の"did it all"は、人生の酸いも甘いも、良しも悪しも、という意味のように感じるのですが……
翻って『Something from Nothing』では、同じフレーズを、「SixTONES」という名前を持つ前に先の見えない暗闇のようなジュニア時代を過ごした6人が手に入れた今、という観点から解釈しました。
牙を研ぎ、期待以上のものを見せてやるぞ、とデビューした彼らを思い浮かべると「すべては俺たちの行動の結果」と歌っているように感じたのです。
多分に私の主観が混じった訳ではありますが、お楽しみいただけたなら幸いです。
気に入っていただけた方は、第2弾として『Seize the Day』も訳したのでご覧ください。
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