見出し画像

【子連れセブ旅行】準備編(1)行き先・ホテル選び



幼児連れ海外旅行、どこへ行く?

親の経験値

我が家には6歳と1歳の子どもがいます。
「海外旅行は子どもがある程度大きくなってから」と思っていたので、これまでは国内の決まった旅行先をリピートしてきました。

でも、出入国時の隔離がなくなってしばらく経ち、そろそろ新しい場所にも行きたい気分。
「海外旅行はまだ早い気がするけど、行ったことのある場所なら!」というやや慎重派の夫の意見もあり、行き先は新婚旅行で行ったフィリピンのセブ(正確にはマクタン島)に決めました。

時差とフライト時間

フィリピンと日本の時差は1時間。
フライト時間は5時間ほど。
海外旅行先の中では、移動で生じる体力的な負担が比較的少ないのではないでしょうか。

なお、検討し始めたのは3月上旬、ホテルと航空券を予約したのは3月下旬、そして実際に行く時期はお盆休みを外した夏の平日です。

まずはホテル選び

プランテーションベイに決めた理由

航空券は一度予約すると払い戻し不可のものが多いので、先にホテルを選ぶことに。
今回は6歳と1歳の子どもがいることを考慮し、設備が充実していてホテル内で十分に楽しめるところを候補にしました。
挙がったのはこちら。

・シャングリラ マクタン セブ
・Jパークアイランドリゾート
・プランテーションベイ リゾート アンド スパ

それぞれに特徴はありますが、いずれも五つ星ホテルで、子どもが楽しめる設備があります。
あれこれ比較して迷ったものの、最終的に、親が行ったことのあるプランテーションベイに決めました。
シャングリラやJパークアイランドと比較すると、価格は少しだけおさえめ。

Jパークアイランドのウォーターパークは、ウォータースライダーがたくさんあってとても魅力的だったのですが、うちの子どもたちは6歳と1歳。
上の子は喜びそうですが、下の子はもう少し年齢が上がってからのほうが思い切り楽しめそうな気がして、今回は見送りました。

その点、プランテーションベイは、水遊びできる空間と部屋の距離が近く(部屋によってはバルコニーが巨大ラグーンに直結!)、赤ちゃん連れには楽です。

難点を挙げるとすれば、ホテルの徒歩圏内には観光客が安全に楽しめるような施設が特になく、外に出る時はタクシー移動が必須になることくらいでしょうか。
この点に関しては、基本的にホテル内で過ごすつもりの我が家には気になりませんでした。
ただ、1度だけどこかのタイミングで近くのショッピングモールへお土産を買いに行きたい(あとジョリビー食べたい)ので、Grabという配車アプリをスマホに入れておきました。
Grabの使用レポはまた別の記事に。

あと、ホテルのプライベートビーチはそれほど広くありません。
それでも小さな子どもたちが遊ぶには十分な広さ。

それに加え、ホテル主催のアイランドホッピングツアーを利用することで、1日は広いビーチも楽しめるようにしました。

お部屋選び

部屋は何種類かあって、料金もまちまちですが、我が家の子どもたちは水に入るのが大好きなので、部屋のバルコニー側のドアから直接ラグーン(海水を引き込んだプール)へ入れる「ラグーンサイド」に決めました。
ここなら「水に入る↔︎部屋で休む」を短時間で繰り返しても移動が楽なはず!

同じようにラグーンに面した部屋でも、2階の部屋は「ラグーンビュー」という名称で料金が少し安くなります。
それほど頻繁に出入りしないとか、階段の登り降りが苦じゃないとか、ラグーンで遊んでいる人たちから距離がある方が良いという方には、ラグーンビューのほうが向いているかも。

もう1つ、小さなお子様連れにお勧めの部屋として「プールサイドルーム」もあります。
こちらは真水の浅いプールに面しているか、面していなくてもすぐ近くのお部屋。
足の届かないプールを怖がる子には、こちらの方が良いかもしれません。
お値段は、ホテル内で一番リーズナブルです。

お得に予約する方法

サイトごとに比較した結果

Booking.com、Adoga、Expediaなど、あちこちの予約サイトで料金比較をしたところ、私が検索した時はサイトごとの料金差があまりありませんでした。
それならどこでもいいか、と思ったのですが、ここで1つ問題が。

ラグーンサイドのお部屋は、プランテーションベイの公式ページによると、宿泊最大人数が「大人2人+18歳未満の添い寝の子供2人」のはずなのです。
ところが、予約サイトによっては「18歳未満の子供は宿泊不可」「最大宿泊人数は大人2人」などと表記されていました。
Adoga、Expedia、Hotels.comはどこもそう。
これらのサイトで検索すると「空室なし」や「人数オーバー」と判定されて、ラグーンサイドやラグーンビューは選べず、宿泊可能人数の多いスイートルームんい泊まるか、複数の部屋に分かれるか、の選択肢しか出てきません。
いくつかのサイトで試した結果、Booking.comだけは「大人2人+子供2人」でもラグーンサイドが選べたので、そこから予約…

したのですが。
予約後に「別途料金」という表記を見つけ、結局いくらになるのかがよく分からない不安から、Booking.comでの予約はキャンセルし、ホテルの公式サイトの予約フォームで予約し直しました。
個人的には、公式サイトの表記が一番明朗で安心感がありました。

さらに、予約サイトでは空室として出てこなかった「プールサイドルーム」という1番リーズナブルな部屋が、公式サイトでは選べました。
我が家は、帰りのフライト時刻の関係で、最終夜はホテルに宿泊せず、23時頃にホテルを出なければならなかったので、1~3泊目をラグーンサイドルーム、最終日の4泊目だけプールサイドルームにしました。

予約フォームは全て英語ですが、分からない単語には翻訳機能を使いつつ、なんとか必要事項を入力して予約完了!
ちなみに私は「留学や海外居住の経験なし/学生時代はがんばって英語を使っていたけれど、就職後はその機会が激減/その結果だいぶ忘れちゃった」くらいの英語力です。もっと使えるようになりたい…。

宿泊予約サイトのようにマイページがあるわけではないので、予約履歴の控えは、自動送信メールが頼り。
メールアドレスを間違えないように要注意です。

なお、こちらのホテルの公式サイト、英語版、日本語版、韓国語版があって切り替えができるのですが、日本語版のページの情報は、最新でない箇所がいくつかありました。
このため、英語が苦手な方でも、英語版を表示して翻訳機能を使いながら読むほうが良さそうです。
韓国語版は…私には読めないので、最新かどうか分かりません。

朝食つける?つけない?

プランテーションベイには、朝食ブッフェつきのプランもあります。
利用するなら、現地で追加するよりも、予約時に申し込むのがお得。

ですが、私は朝食なしにしました。
これは国内外関係なくですが、幼児を2人連れて、席予約のできないブッフェに行くとなると、混雑回避は必須…!
タイミングを誤ると、空腹の子どもたちを待たせながら、入店待ちの長蛇の列に並ばなきゃいけなくなることがあります。
だからと言って開店直後の入店を目指して早起きしなきゃいけない縛りが発生するのも嫌。

というわけで、時間にしばられずに過ごすことを優先しました。
タイミングが合って行きたい気分になったら、その日だけ行こうかな、くらいのつもりです。

子どもの食べ慣れたパンを持って行き、旅行前半は部屋でそれを食べさせても良いし、ルームサービスやアラカルトの朝食レストランもあるし、ホテルの敷地内にコンビニもあります。
近くのモールへ買い物に行けば、お土産とともに軽食も調達できそうです。
(ホテルの規定によると、大量の飲食物は持ち込みは禁止かつ罰金対象なので、常識の範囲内で!)

もし「1日だけ朝食ブッフェをつけたい」ということであれば、連泊でも1日ごとに予約をとり、朝食ありの日となしの日を作ると良いと思います。
部屋タイプが同じなら、移動しなくて済むようにはからってくれるかもしれません。

結局いくらになったのか

ラグーンサイドルーム 210ドル×3泊=630ドル
プールサイドルーム 160ドル×1泊=160ドル
税・サービス料 183.28ドル
合計973.28ドル

予約時の表記はドルですが、実際には現地で、チェックイン時のレートでペソに換算された金額を払いました。973.28ドル→56450.24ペソです。

これが最終的に、円に換算されてカード会社から請求が来ます。
予約してから実際に支払うまでの数か月でレートの変動があったので、とにかく支払い時にレートが良くなっていることを祈るばかりでした。笑

これを書いている今も、カード会社からの請求額は「参考金額」しか確認できないのですが、最終的に宿泊費は15万円台前半になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?