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子連れセブ旅行 準備編(2)航空会社選び


成田~セブ直行便がある航空会社は?

子連れで初めての海外旅行をしよう!と思い立ち、新婚旅行の思い出のホテル、プランテーションベイリゾートアンドスパを予約しました。
次は航空券の予約!

調べたところ、日本の航空会社では成田からセブマクタン国際空港への直行便がなく、フィリピン航空とセブパシフィック航空の2択でした(2024年3月時点)。
SNSなどを見ていると、エアアジアでセブに行った方の話が出てくるのですが、エアアジアの公式サイトや航空券の価格比較サイトを何度検索しても、成田~セブの直行便を見つけることができず…
なんでだろう。なくなっちゃったのかな。

なお、2017年に新婚旅行をした際は、バニラエアの直行便があったのですが、バニラエア自体がなくなってしまったのですね。残念。

というわけで、フィリピンの航空会社2社を候補に検討しました。

1社目のフィリピン航空はフィリピンのナショナル・フラッグ・キャリア。
2社目のセブパシフィック航空は、フィリピンで人気のLCCです。
当然お値段が安いのは後者。
大人2人+子供1人+座席を使わない乳児1人で、片道の運賃だけでも10万円の差でした。
両者のクチコミを見比べまくって数日迷いましたが、往復ともセブパシフィックに乗ることに。
一番の魅力は価格ですが、行きは明るいうちに到着できて初日から遊べるというスケジュールも決め手です。
(スケジュールは時期によって変わると思いますが、予約時はセブパシフィックが8:55→13:05、フィリピン航空は14:55→19:05でした。直行便は両社とも1日1便だけ。)

直行便のスケジュール

往路は早起き

行きの成田→セブは8:55発なので、6時前に成田空港到着が目標。
我が家は関東在住で日頃から車移動が基本。
早朝なので渋滞はなさそうですが、それでも所要時間を多めに見積もって4時出発です。
前夜は大人も子供も21時には寝て、大人は3時起きで身支度。
子供は出発用の服を着せて寝て、寝たまま抱っこで車に乗せました。

帰路は深夜便!

帰りのセブ→成田は現地時間の午前2:05発です。
日付が変わる前の23時頃に空港に着いて、チェックイン、荷物預託、保安検査、出国手続きをこなさなければなりません。
いつもなら子どもたちが眠っている時間帯に移動することになるので、とても過酷そう…!

ちなみにフィリピン航空での帰路も朝8時台の出発。
起床は4時台、ホテル出発は5時台で、こちらも決して楽なスケジュールではありませんでした。

最終日の過ごし方

前述の通り、最終夜はホテルには泊まれず、22~23時頃にチェックアウトしてホテルを離れ、空港に向かわなければなりません。
ホテルへ1泊分の宿泊費を払ったとしても、その日の夜は部屋で眠ることはできないので、なんだかもったいないような…
かと言って、ホテルを出る日の正午にチェックアウトしてしまったら、その後はどこでどう過ごしたら良いのか。

子どもたちがお昼寝を必要としないくらい大きくなっていれば、チェックアウト後に荷物だけ預け、ツアーやショッピングでお出かけしたり、ホテル内の施設で遊んだりするのも良いかもしれません。
が、我が家は6歳と1歳。
日頃から寝る間も惜しんで遊びたがる体力おばけの6歳はともかく、1歳にはエアコンの効いた涼しい空間でしっかりお昼寝をさせてあげたいところ。

というわけで、「最終日だけ1番リーズナブルなプールサイドルームへ移動し、正午~22時半くらいまで滞在する」という方法で手を打ちました。

通常のチェックインは15時ですが、連泊中の部屋移動だからか、正午頃に直接部屋を移動し、新しい部屋に入ることができました。
荷物もカートで運んでもらえたので、とっても楽でありがたかったです。

さらに費用を抑えるのであれば、よりリーズナブルなホテルに移動するという方法もありかもしれません。
実際、マクタンニュータウン辺りの比較的新しくて綺麗なホテルに移動し、子どもをお昼寝させつつ、周辺でショッピングや食事をするというプランも検討はしていました。
ただ、それだと前のホテルのチェックアウト(大抵正午)から、次のホテルのチェックイン(大抵15時頃)までの居場所がなくなってしまうので、子ども達には多少負担をかけてしまうことに。
今回はこの「ホテル内移動なのでいつでもお昼寝できるプラン」が正解だったと思います。

航空券購入は公式サイト?外部サイト?

料金を比較してみた結果

航空券購入の方法は、
(1)航空会社のサイトから直接購入
(2)価格比較サイトから安いサイトを選んで購入
と大きく分けて2通り。

どちらでも検索してみましたが、直行便の場合、今回は(1)と(2)で価格に大差はありませんでした。
「外部サイトを利用したら、後から座席指定などのオプションをつけたり予約情報を確認したりする際に難航した」という他の方のクチコミを見たことがあったので、私はセブパシフィック公式サイトでアカウントを作って予約することに。
乗継便も選択肢に入れていたり、直前の予約だったりすると、外部サイトのほうが安いことがあるのかもしれません。

セブパシフィックの公式サイトは基本的に英語ですが、日本語表記を選ぶと、途中までは日本語のページで操作ができます。
他の方のブログやSNSでは「公式サイトの動作が不安定だった」とか「クレカ決済がエラーになったのでやり直したら二重課金された」という情報を見て不安だったのですが、私が利用した時は問題ありませんでした。
プロモーション情報がリリースされた直後など、アクセスが殺到している時は、不安定になる傾向があるようです。

買い方によって1万円もの価格差が!

往復航空券(Round)を選んで、往路と復路の日付を指定して、大人(Adult)2、子供(Child)1、膝の上の子供(Infant on lap)1、と人数も指定して検索!
行きも帰りも一番上に出てきた直行便を選んだら、画面右上のカートのマークを押すと、その時点での料金が確認できました。

セブ~成田の往復運賃。
Go Basicというオプションなしの基本料金です。

139,110円ね!おっけー!!

と進みそうになりましたが、ちょっと待って。

「片道ずつ予約した場合と比べて、往復だとどのくらい安くなってるんだろう?」

で、一旦この操作をキャンセルして、今度は片道ずつ調べてみます。
デフォルトが往復(Round)になっていることが多いので、それを片道(One-way)に直して、日付と人数を指定して再検索。

すると、往路はオプション料金なしのGo Basicで79,510円。
往復で検索した場合と同価格です。

続いて復路。

4人で18,399円!?!?!?やっす!!!
と興奮したのもつかの間、フィリピンペソ表記でした…

片道でフィリピン発の便を検索すると、ペソで表記されるようです。

じゃあ円にしたら往復運賃と変わらないかなぁ…
えっと、今(※2024年3月)のレートは1ペソ=2.7円くらいだから、18,399×2.7で、49,677円。

往復で買った場合の復路の運賃は59,600円…
え?1万円も違う!!!

もしかしたらペソでクレジットカード決済をした時に、手数料とか上乗せされて、多少レートが悪くなるのかな。
と思っていたけれど、後日明細を見たら、1ペソ=2.742914円で請求されていたので、やっぱり往復別でとったほうがお得でした。

ただし、これは「費用面のメリットが大きい」という話です。
片道ずつ購入する最大のデメリットは「悪天候などで往路だけが欠航になった時に、往路しか補償されない可能性があること」です。
その点、往復でとってあれば往復とも補償の対象になるので、このリスクをおかして差額1万円を節約するかどうか、は個人の価値観次第かな、と思います。

ちなみに我が家は、キャンセル保険に加入し、「飛行機の欠航が理由の旅程キャンセル」はそちらで補償されることになっていたので、欠航による金銭的な損失は怖くない状況でした。
万が一、往路だけが欠航になってしまった場合、翌日の便に振替できれば旅行期間を1日短縮して決行するし、そうでなければ旅行全行程をキャンセルし、返ってこない帰路の航空券代とホテルのキャンセル料はキャンセル保険でカバーするつもりでいました。

あと、往路と復路を別々で購入するもう1つのデメリットは手間です。
予約時に乗客情報を登録する手間が2倍かかるので、「1万円節約するのにそんな手間かけてられないわ!」というリッチな方は往復での購入が良いと思います。

航空会社と買い方が決まったので次の画面へ!
長くなったので、購入ページの操作や注意点の話は次の記事にします。

子連れセブ旅行 準備編(3)セブパシフィック公式サイトでの航空券購入|もも (note.com)

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