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人の顔を覚えられない。

SNSで人の顔を覚えられない、髪の毛が変わるとわからない、ドラマや映画は役者が覚えられなくてストーリーがわからなくなる。そんな経験を持つ人の体験談を読んだ。

相貌失認

軽度から重度まで、100人に1人くらいの割合でそういう人がいるらしい。

今日初めてそのことを知り、自分もこれだ。と思った。


私は人の顔が覚えられない。

それ以外の記憶力は結構いい。話してた内容、状況、持ち物の特徴、声、そういうのは事細かに覚えてる。(髪型を切ったりされると、新しい髪型を見た瞬間前の髪型を思い出せなくなる)


家族や親戚、親友や友人、ご近所さんなど、関わりが深い人達は誰かは認識ができる。でも写真を見ないと顔は思い浮かばないし、髪型や服が変わるとわからないこともある。例えば、私の中で父は「チリチリ頭の黒ぶちメガネ」だから髪型を変えて、コンタクトにして、街中ですれ違っても多分気づけない。話しかけられたら声でわかる。

顔はなんとなくで、声や体格、雰囲気や持ち物で総合的に判断してる。

どうやら私はインパクトが強い人間らしく、子どもの頃以来会っていない友人の親や、一度飲み会で会った人などにも声をかけられる。「変わってないね」と。

そんな時、私の頭の中は「いや、誰や。」となり、「穏便に済まそう」とひたすらごまかす。

軽度の相貌失認なのか、ただの記憶力の悪さなのかは分からないけど、私の覚えられない具合はこんな感じ↓

・家族や親友、友達など既に自分の中で、「親しい人」カテゴリーに入っている人は分かる。でも顔のパーツでというよりは、顔の雰囲気、髪型、体型などから総合的に〇〇さん。と認識。だから声は思い出せても、写真を見ないと顔は思い出せないし、予定をしていないのに偶然街中で会うとまじで分からない。

・ドラマや映画の登場人物の区別がつかない。映画を見ても作品内で髪型が変わると同一人物だとならないし、主役はこんな髪型、こんな体型、その恋人は〜。と覚えるのが大変。そして覚えた頃に終わってる。例で言うと、数年前まで「花沢類」と「小栗旬」が同一人物って知らなかった。髪型と雰囲気が違いすぎて照合不可。だから、せっかく俳優Aを覚えても、違う作品で髪型や体型が変わってると8割わからない。

・出会いの時期が大嫌い。新しい出会いでも高校までは席が決まってて、雰囲気は特に変わらないからなんとかなった。でも大学に入って、メイクしたり髪色を変えたり、席も決まってないから会う時もバラバラだと本当に苦労した。「これから関わりが増えそうだな」と思った新人物はSNSを交換してインスタやトプ画でその人の特徴や雰囲気を徹底的にインプットした。

みんなそうなのか分からないけど、顔のパーツは覚えようとしてもほとんど覚えられないから、親と親友以外の情報は入ってもすぐ消える。

一重なのか、二重なのか、りんかく、眉毛の感じetc メガネからコンタクトに変えられるとその時点で新人物になる。〇〇さんは黒眼鏡。とかで覚えるから溜まったもんじゃない。

大学の途中からは、自己紹介の時点で「人の顔が覚えられないから、目が点になってたら名乗ってください」とあらかじめ伝えるようにしてた。

でもコロナで激減。人と会ってもマスク越し、オンラインで会うと下に名前がある。やべえ、せっかく習得した技を使う機会が減りまくってる。ブランク長すぎて発揮するの時間かかりそう、、、

春から社会人。何時間も話した同期の顔ももう覚えてない。なるようになる。気合いで乗り切ろう。

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