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【取材記事】旅とPOOLO LIFEで広がった世界〜0日婚のパートナーと向かう明るい未来〜

TABIPPOが運営する、「旅と人生をつなぐ、大人の学び」がコンセプトのオンラインスクール「POOLO LIFE」。旅を切り口に仲間と学び合い、心から納得できるライフデザインを描くことを目指します。

今回はPOOLO LIFE 4期の卒業生であり、現在は旦那さんと一緒に、ニュージーランドでワーキングホリデーを楽しむゆうかさんにインタビューしました。

ニュージーランドでのゆうかさんと旦那さん

ゆうかさんは、女子サッカー部ができたと知ったことがきっかけで、東京大学を志望。塾に行かずに独学で合格し、大学のサッカー部ではキャプテンを務めました。

比較的順調な学生時代がおわり、社会人になって始まったゴールの見えない生活に、答えのわからないモヤモヤを抱えていたそうです。そんなときに出会ったPOOLO LIFEは彼女にどのような変化をもたらしたのでしょうか。


スポーツ万能、東京大学進学、まさに文武両道な彼女のいままでとは

ーーサッカー、独学で東京大学進学、ワーキングホリデーなどパワフルな女性なのかな。という印象なのですが、まずはじめに自己紹介とPOOLO LIFEに入られたきっかけを教えていただけますか。

東京都出身の98年生まれで、3年間の会社員生活を経て、現在は夫とともにニュージーランドにワーキングホリデーに来ています。

POOLO LIFEは旅好きの友人の紹介で入りました。新卒で化粧品会社のマーケティング部署で3年間働いて、今後のキャリアだったり転職のことも少しずつ考えるようになったんです。

また、結婚願望がありましたが、大学時代から付き合っていた人と別れることになり、自分は仕事や恋愛はどうしたいのか答えが出ない悩みをずっとぼんやり抱えていました。

そんなとき、友人と一緒に泊まったゲストハウスで旅仲間ができて、月に2回ほど旅行をするようになりました。

ゲストハウスで出会った仲間との旅

そして、「旅」という非日常の環境だからこそ、話せることや出会うものがあると気が付きました。私は旅の面白さに出会って、POOLOを知って、今あるモヤモヤを解消するためにも、自分の人生にもっと向き合いたいと思うようになりました。

ーーそうなんですね。化粧品系の会社で働きながらキャリアや転職、人生プランに悩まれていたようですが、大学卒業後にその企業に就職された決め手はありますか?

就職活動の際に、たくさんの方とお話しさせていただいたのですが、会社の規模や社風、ビジョンが1番合ってるなと感じたんです。学生時代はラクロスやサッカーをしていた経験から、小さい組織で全体を見渡しながら活動することが自分に向いているなと感じていました。

なので、大きすぎない規模で、1年目から裁量をもって働けて、会社のビジョンに共感した社員が、同じ方向性を向いていることに魅力を感じ、この会社に決めました。

退職時にもらったお花とともに

実際に働いてからは、休みが取りやすかったり、テレワークができたり、仕事とプライベートのバランスがとりやすい会社でした。

人にも恵まれて楽しく働いていたのですが、少しずつこれからどうしたいのかわからない、漠然とした不安だったりもやもやを抱えるようになったんです。

今までの人生は、中学まではサッカー、高校はラクロス部と大学進学のための受験勉強、大学はサッカー部と学校生活がメインでした。1つ1つのステージの期間が限られていて、次のステップのために何をしたらいいのか逆算して動いていました。

大学サッカー部時代

社会人になってからは、何をするにも、期間も、場所も、方法も全て自分次第。こういう毎日が40年続くのかと思うと、自分が向かう先を明確化させたいと思うようになったんです。そんな時にPOOLO LIFEで自分と向き合った友人を見て、魅了されて入会しました。

社会人になって芽生えた悩みや葛藤、その答えを探す場所がPOOLOだった

ーーいままでゴールを決めて動くタイプだったからこそ、社会人になってから悩まれたんですね。実際入られてからはいかがでしたか?

最初の方はかなりバタバタしていましたね。というのも、クラスが始まってすぐに片思いしていた人にプロポーズされて、交際0日で婚約したんです。そこからお付き合い、入籍や引っ越しが重なり、自分でも驚くほどのスピードで周りの環境が動き始めました。

ーー0日婚ですか!?お付き合いなしでプロポーズされたってことでしょうか?

そうなんですよ。わたしは趣味が料理なんです。旅仲間ができた広島のゲストハウスのオーナーさんが、過去に泊まった人たちが東京で料理会をしていると教えてくれて、そこで夫と知り合いました。

毎月みんなで料理をしたり、2人ででかけていて、出会って半年した頃に告白したんですが、友達でいたいと断られたんです。その後も共通の友人を含めて旅をしていて、さらに5ヶ月後に急にプロポーズされました。

プロポーズ後に交際を始めた2人

とんとん拍子で交際がはじまり、プロポーズされて3ヶ月後、出会って1年後に入籍、同時並行でPOOLOの講義を受けていました。

ーー普段のお仕事に加えて、結婚、POOLOのクラス、同時並行大変じゃなかったですか?

仕事はリモートワークもできたので、両立はそこまで苦ではありませんでした。結婚については、コース始まった頃はまだ付き合ってもいなかったので、まさかの展開でしたね。でも、ふたりになった人生を一緒に考えるためにも、いいタイミングでPOOLO LIFEが始まったなと思っています。

ーー確かに、パートナーと一緒に自分を見つめ直すいい時間かもしれませんね。講義が始まってから何か印象に残っていることはありますか?

1番印象に残っているのは、元音楽プロデューサーで、現在はニュージーランドに移住された四角大輔さんという方の話です。

講義の中で「日々忙しい日常の中で、自分なりの幸せは何なのか、突き詰めて考えて生きている人は少ない。」とおっしゃってたんです。

わたし自身、同じ毎日を繰り返していて、日常に追われているのではという疑問を持つようになり、余白がある人生を送りたい。と思うようになりました。

POOLO LIFEは8ヶ月という長期間で、自分の過去や現在、未来を仲間との対話や講義を聞いて考えて創り上げていきます。講義はオンラインで行われますが、わたしと2人の友人とでオフラインイベントも企画しました。

占いをしてる子、今はお菓子作りのために海外に留学してる子、料理好きのわたし、の共同企画で、占いで出た形の料理やお菓子をみんなで食べるというものです。◯はキンパ、△はホットサンド、⬜︎はテリーヌを作り振舞いました。リアルで会える嬉しさと、自分が好きな「料理」を通じて時間を共有できるのがすごく幸せでした。

◯△⬜︎会

フットワークが軽い人たちばかりで、ここにいるあの子に会いに行こう!と旅企画をして、それに夫も混ぜてもらってみんなで出かけたりもしました。

結婚式にも同期が来てくれて、その中の広島にルーツがある子の繋がりでオリジナルの式がさらに素敵なものになりました。オンラインがメインの講義でしたが、可能な限りオフラインイベントにも参加して、会って話す。相手をよく知る。ということをずっと意識しています。

結婚式はふたりが出会うきっかけになった広島で

8ヶ月かけて得た気づきと、これからの未来とは

ーーめちゃくちゃ楽しそうなイベントばかりですね。POOLOを通じて感じたことや学びなどはありますか?

この8ヶ月徹底的に自分と向き合って、明確に「こんな人生をおくりたい」という答えが見つかったわけではありません。POOLOは「きっかけ」を与えてくれる場所だなと強く感じています。

講義や1 on 1(受講同士で1対1で話をする時間)では、どんな人生を送って来たのか、何に向かって生きていきたいのか、考えながら言語化していきました。

社会人になると、同じような毎日の中で仕事以外で「友だち」ができる機会ってあまりないと思うんです。POOLOは「旅」という共通点を通じて友だちを作るきっかけをくれて、その人たちと時間をかけて関わることで仲間に変わっていきました。

オフラインイベント 4期運動会

また、「余白ある人生を送りたい」「人と人が深く関わって、時間を共有できる場所を作りたい」など、いまある夢や価値観に出会うきっかけを与えてくれました。

わたしも夫もいずれは子どもが欲しくて、将来は自然豊かなところで、みんなで子育てができる空間を作りたいと思っています。大人には仕事以外の、子どもは学校以外の第三の居場所があって、みんなで料理をして一緒に生きれるような。

友人と訪れたゲストハウスで仲間が増えて、料理が縁で夫と結婚して、出会った仲間のおかげでPOOLOを知って新しい仲間が増えて。たくさんの人との繋がりや縁の先がいまのわたしを作ってくれました。

夫や仲間と無人島に行った時、穏やかな時間の中でたくさん話したんです。そして、「結婚2年目を、いままでとは違う環境で過ごして、これからの人生の土台を一緒に築こう」「自然豊かな環境で生きたいという願いに近い、ニュージーランドにワーキングホリデーにいこう」と決意してやってきて、いま4ヶ月経とうとしています。

ニュージーランドでの2人

リセット期間も兼ねて1年間と決めていて、帰国後どうするかはまだ考えていません。わたしも夫も、「人との繋がり」や「仲間との時間」を大切にして来ました。2人で作り上げた真っ白な人生というキャンパスを、対話を重ね、時間をかけて、お互いが幸せだと思える色に染めていきたいと思っています。

編集後記


変わり続ける環境の中で、楽しみながらいまを生きる。キラキラした目で話してくれた夢もきっと、気がついたら現実に変わっているのでしょう。

新しく出会った人から教わったことを素直に受け入れ、自分軸、夫婦軸で考え続ける姿は輝いていました。ふと不安になることもあるようですが、同じペースで進めるパートナーや仲間の存在は、彼女に大きな安心感と力を与えてくれるようです。

みんなで自分の人生を模索できるPOOLO LIFE。みなさんもゆうかさんのように自分を見つめ、これからを考える時間を作ってみませんか?


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