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【短信】河野太郎の化けの皮が剥がれた、その証拠を淡々と並べていくことにする

ツィッターで不穏な噂が流れ始めたのは、日曜日のことだった。あまりに刺激的な内容だったので飛びつかず、熟成が進むのを待っていたのだが、どうやらそれを取り上げる時が来たようだ。
大変残念な話なのだが、自民党の総裁選に出馬する河野太郎が、父親と同じように親韓勢であることが判明した。無論、ここでその話を展開したところで、自民総裁選においらが何か関与するわけでもない。なので、ただ淡々と証拠を並べていくだけになるのだが、一言だけ最初に書かせていただきたい。

もう、彼を若太郎と呼ぶことはない。

河野つながりというだけで、この件は関係がないのかもしれないが、今日はまず河野談話の話から始めたい。
朝鮮日報の記事になる。


河野談話を無力化した日本に韓国外交部「非常に遺憾」
9/11(土) 6:41配信 朝鮮日報日本語版
韓国政府は10日、日本が自国の教科書から「従軍慰安婦」や「強制連行」などの表現を削除・変更することに強い遺憾を表明した。韓国外交部(省に相当)の当局者はこの日「今年4月に日本政府は日本軍慰安婦被害者問題と強制徴用問題について、その強制性を弱める答弁書を閣議決定した」「教科書の出版社が先日関連する表現の削除や変更などの修正を申請し、文部科学省がこれを承認した」などと指摘し、これらについて「非常に遺憾だ」との考えを示した。
前日に日本の文部科学省は教科書を出版する5つの会社が提出した「教科書に記載された表現の削除・変更などの修正申請」を承認した。日本政府は今年4月27日「従軍慰安婦という表現は誤解を招く恐れがある」「慰安婦という用語を使用するのが適切」とする答弁書を正式に閣議決定したが、今回の申請をこれを受けて行われた。日本は1993年の河野談話で慰安婦問題に対する日本軍の関与を認め、これを謝罪したが、上記の閣議決定は河野談話を事実上無力化するものと解釈されている。外交関係者の間からは「解散を控えた菅内閣が日本の右翼勢力の宿願を果たした」などの指摘が相次いでいる。
上記の韓国外交部当局者は「慰安婦の動員や募集、移送の強制性や韓半島からの徴用労働者に対する強制労働は日本も認めてきた」と強調した上で「日本政府はこれまで自ら表明してきた歴史認識を揺らぐことなく維持し、これを見直そうとする動きや逆行する言行を控え、歴史問題の解決に向けて真摯な態度を示す必要がある」と批判した。
韓国の保守系野党・国民の力のユ・スンミン元議員も前日にフェイスブックを通じ「(日本の動きは)過去の過ちを懺悔し許しを求めるどころか、『強制ではなかった』と強弁する厚顔無恥な態度だ」「日本政府が自ら出した河野談話を無視したもので、大韓民国に対する深刻な挑発だ」と反発した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a211f116008f03372c2bbd41dec571cd34945b6


ネタは、日本が教科書から「従軍」の表記を除き単に慰安婦とした件について、それが河野談話の無力化であると韓国側が抗議する姿勢にある、と朝鮮日報が記事にしている、だ。
日本側からは何も「河野談話」という単語が出ていないにも関わらず、こういう記事を配信したということは、朝日がよくやるメディアがトスを上げて韓国政府にスパイクを打たせる、あれを彷彿とさせるものだ。つまり、韓国政府を煽って動かし、それで自分たちもその記事で稼ごう、ということなのかも?ということだ。

もちろん、これについて日本政府の方から何かアクションを起こすことはない。日本は既に「正しい歴史認識」を政策の中心にすると宣言しており、それを実行したうちの一つが「従軍」という言葉を外したこと、だからだ。
日本が韓国の反日教育について、何か実力を行使して阻止するようなことをしないのは、それが内政干渉になるからで、逆に韓国も今回のような「河野談話の否定」に対して、遺憾の意の表明以上の何かをしようとというのなら、日本も交戦状態に入る、そういうことだ。内政干渉は国家間に引かれたレッドラインの一つで、踏み込めば宣戦布告と見なす、そういうものだからだ。

なので、この件で韓国が必要上に騒ぐつもりなら、覚悟を決めてかかってこい、と言うだけだ。

ただ気になるのは、なぜこのタイミングで河野談話という単語を朝鮮日報が持ち出してきたのか?だ。
というのも、この記事の配信と合わせるように、成田三四郎氏がこういうツィートをしていたのだ。


成田三四郎
@narita_ichirou

河野太郎に陰り
国民は、左翼議員に興味なし。
*父・河野談話を容認(蛙の子は蛙)
*女系天皇指示から路線変更。
*元秘書は、韓国人(ブルーリボン付けない)
*靖国を参拝しないが、ソウル国立顕忠院は参拝
*移民受け入れ、外国人参政権賛成
政治理念に一貫性がなく、政治信念を直ぐ曲げる。
https://twitter.com/narita_ichirou/status/1436856725370392577?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1436856725370392577%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20210912-00131335539-korea


ソウル国立顕忠院への参拝については、それを裏付ける報道もされていた。
Tsurezure2021氏のツィートになる。


Tsurezure2021
@tsurezurenaru22

河野太郎、韓国の国立墓地「国立ソウル顕忠院」で焼香し黙祷(2018年の記事)
2021/09/11
真実を知って、本当にがっかりした人が多いようだあせあせ(飛び散る汗)
靖国神社は参拝しないんだってバツ
本当に日本人なの?
河野外相が韓国国立墓地を参拝 関係改善への意思反映か
【聯合ニュース】
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20180411004300882?input=tw


更に、総裁選不出馬の噂が流れた石破が、河野太郎支持に回る?という話も流れてきた。
大変心苦しいが時事通信の記事になる(この件、他に目ぼしい記事がアエラで、消去法でこっちを選択した格好になっている)。


石破氏、不出馬に傾斜 河野氏と協力模索か 自民総裁選
9/12(日) 6:50配信 時事通信
菅義偉首相の後継を選ぶ自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、石破茂元幹事長(64)が出馬を見送り、他候補の支援に回る方向に傾いた。
政策実現や党改革に向けて協力関係を築けるかを見極め、近く判断する。
石破氏は11日、総裁選対応について茨城県筑西市で記者団に「あした一日よく考えたい。何が党と国のためか。自分のことを考えず、答えを出したい」と述べた。判断時期に関しては「(告示)前日でも迷惑をかける。しかし、拙速な判断もよくない。もう少し時間がかかる」と語った。
石破氏は10日のブログで、菅氏、岸田文雄前政調会長(64)と争った昨年9月の総裁選を「惨敗そのもの」と振り返り、「多くの同志の負担や犠牲を伴いながら同じことを繰り返せば、それは自己満足にしかすぎない。繰り返すことは避けなくてはならない」と記した。
週明け以降、出馬表明した河野太郎規制改革担当相(58)ら立候補予定者との間で、支援の見返りに政策実現や政権運営の面で連携できないか模索する。新政権での石破派メンバー処遇への期待もあるとみられる。派内では連携相手として河野氏を挙げる声が多い。
石破氏は連携が困難なら自ら出馬する可能性も排除していない。石破氏周辺は「合意できなければ出馬する」と指摘。石破氏は11日、推薦人20人は確保できていると記者団に強調した。ただ、党内では確保は困難との見方も強まっている。
総裁選では野田聖子幹事長代行(61)も出馬を目指して推薦人集めを進めている。岸田派を除く党内各派は現時点で総裁選への態度が定まっていないが、構図が固まれば各派の駆け引きが一気に激化する見通しだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3be1b0f7cd79a64c5345db70b4af8fadfadab9af


そして、結局こうなった、と。
産経の記事になる。


河野氏が石破氏に協力を要請 自民総裁選
9/14(火) 0:22配信 産経新聞
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、出馬を表明している3氏は13日、支持拡大への動きを加速させた。河野太郎ワクチン担当相は立候補を模索する石破茂元幹事長と面会し、今回の総裁選と首相就任後の政権運営に協力を求めた。石破氏は「さらに深く考えて結論を出したい」と述べるにとどめ、15日の石破派(水月会、17人)の臨時総会で対応を明らかにする方針だ。
河野氏は石破氏との面会で、「当選したら挙党体制でいかないといけない」と協力を求めた。連携の可能性が指摘される両氏は「保守」の概念や党の在り方などの見解がほぼ一致したという。石破氏は記者団に「非常に意味のある時間だった」と振り返った。
一方、岸田文雄前政調会長は総裁選で訴える外交・安全保障政策を発表した。中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧に対応する首相補佐官を新たに設置すると説明した。「敵基地攻撃能力」の保有も選択肢としたミサイル防衛体制の整備に取り組む考えも明らかにした。
また、岸田氏は日本外国特派員協会の記者会見で、首相に就任した場合の靖国神社参拝について「国のため尊い命をささげた方々に尊崇の念をしっかり示していくことは政治家にとって大切な姿勢だ。適切な示し方を考えたい」と述べた。
高市早苗前総務相は北朝鮮が新型長距離巡航ミサイルの試験発射に成功したとの報道をめぐり、「波状的に攻撃された場合、日本には全て迎撃する能力がない」と指摘。電磁波や衛星を利用した「敵基地の無力化」を可能とする法整備を急ぐ考えを示した。
高市氏の陣営は選挙対策本部長に無派閥の古屋圭司元拉致問題担当相を充てる方向で調整に入った。14日にも選対本部を立ち上げる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bdc036c5f97de5ea04f40c7c686627db3174bd8


まぁ、河野から石破へ協力を要請、という流れだけで悪手の中の悪手、まさに最悪のタイミングで最悪の選択を、の韓国メソッドが炸裂したことになる。
当然、この記事のコメント欄は大荒れで、およそ産経の記事だとは思えない状況だったのだが、その気持ちはわかる。しかしまぁ、ここまで国民を騙し続けてきたのなら、しれっと衆院選まで終えてしまえばよかったものを。
それができなかったのは、調整下手なのか、そもそもトップに立つだけの器がないからなのかは知らないが、化けの皮が剥がれる醜態を見せるとは、だ。

そもそも、河野は麻生派で、「大将」の石破嫌いは有名だ。それにも関わらず、石破に接近して親韓同盟を結成なのだから、麻生さんの怒りは相当だろう。当然、河野内閣になったところで財務相の継続はないだろうし、おそらく反河野の動きを加速させていくはずだ。この部分だけを切り取っても、河野内閣が短命に終わることがおいらレベルからでもはっきりわかる。

もちろん、これで全てが決まったわけでもないだろうし、だから自民党が下野する事態へ直結するとも思えない。
とはいえ、だ。安倍さん、菅さんと続いた安定期から、2022年以降はまた落ち着かない政局になることは想像に難くない。何となくではあるのだが、河野内閣ではコロナ対策の総仕上げのタイミングで失敗をするような気がしてならないのだが・・・(何しろ、河野は緊縮財政派なので、ここぞという時の支出を出し惜しみフイにする、みたいなオチがちらついて仕方がないのだよ・・・)。

とりあえず、現状でわかったことは、こういう感じになる。
安倍さんが高市さん支持を早々に表明したのは、これがわかっていたから、なのかなぁ?

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