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解散したレペゼン地球がお面をかぶっただけの新グループになったわけを、DJ社長が語ってバズる。だが、しかしw

youtuberのレペゼン地球の解散騒動がネットでバズっているので、備忘録的に少しだけ取り上げておきたい。
正直言って、こういう素人のもめ事は大人な読者な皆さんには関心が低い印象で、おいらも書くのを躊躇ってはいる。やっぱね、注目されないとわかっているものへ熱意を込めにくいものね、さーせん。


レペゼン地球 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9A%E3%82%BC%E3%83%B3%E5%9C%B0%E7%90%83


「レペゼン地球は権利すべてを奪われて」解散せざるを得なかった壮絶な真実をDJ社長が告白<独自取材>
2021年6月1日 18時2分 モデルプレス
【モデルプレス=2021/06/01】元レペゼン地球で現在はCandy Foxxとして活動するDJ社長が1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。レペゼン地球が解散せざるを得なかった理由を明かした。モデルプレスではDJ社長に独自取材を実施し、詳細を聞いた。
しかし、2020年12月26日に、地元である福岡・PayPayドームにて解散ライブを開催し、約5年間のレペゼン地球としての活動に幕。2021年1月1日に、レペゼン地球のYouTubeチャンネルが「Candy Foxx」として再始動した。
◆レペゼン地球が解散せざるを得なかった理由<独自取材>
今回DJ社長は、解散せざるを得なかった理由として、会社の運営に携わっていたH氏について告白。
6年前、警備会社の社長であったH氏とDJ社長は知人からの紹介で知り合った。当時からDJ社長は株式会社を経営していたが、ミスが続き6000万円ほどの借金を抱えることに。「有名人になって稼いで借金を返済したい」とH氏に相談したところ、新たな会社の設立を勧められる。
H氏はDJ社長に「君は株を持っていない状態にしといた方がいい。DJ活動用の会社を1個作って、君の借金が返し終わるまで、僕が株を預かっておくよ」と言い、100万円の資本金で株式会社Life Groupを設立。そこでは、DJ社長が株式を49%、H氏が51%を保持していた。理由としては、DJ社長がビジネスで成功し有名になることで、借金の債権者たちがDJ社長の会社の株を差し押さえることを防ぐためということであった。
その後、レペゼン地球の快進撃によりDJ社長は債権者たちへ無事に借金全額を完済。
レペゼン地球は人気になっても相応の給料をもらえず、経理関係の仕事を担当していたH氏はDJ社長が借金を返し終わっても株を返そうとしなかったという。その後、条件付きで株を渡すと言ってきたH氏だが「退職金4900万円」「レペゼン地球の歌った楽曲の権利を全て渡す」「H氏が担当した経理に不備があっても訴えてはならない」「未来永劫的にカラオケ印税も」など、提示された条件にDJ社長は納得することが出来ず、その後も話し合いは難航した。
そのため、DJ社長は2020年、自らの意思で解散して新グループ(Candy Foxx)、新会社(Studio Candy Foxx株式会社)の設立を決意。同年12月、ファンのためにレペゼン地球福岡ドーム解散ライブは強行した。
DJ社長はファンが嫌な思いで解散を受け入れることになると思い、解散ライブ前にこのような揉め事を伝えることは出来なかった。なお、株式会社の設立とともに、現在はDJ社長がCandy Foxxの商標や楽曲の権利を保持している。
また現在、H氏とは約半年間係争中。2020年11月のクラウドファンディングで集まった募金についても権利が争われているという。H氏は横領や背任はしていないと主張している。
動画内では、H氏との話し合いを録音した映像や、解散ライブの発表前にメンバー全員で思いを語り、ファンに向けてメッセージを送った映像なども公開されている。(modelpress編集部)
https://news.livedoor.com/article/detail/20293507/


本当のレペゼン地球 解散の経緯について
https://www.youtube.com/watch?v=7YmKFP7vJiQ


今後の活動についてお話しさせてください
https://www.youtube.com/watch?v=abQ2IzSyU60


レペゼン地球は、個人的にそのふざけた名前でおいらが半笑いになったグループだ。いや、それは十分にインパクトのあるネーミングだったという意味でもあるので、誤解されぬよう願いたいのだが、そういう存在だ、と。

一応解説しておくと、レペゼンとはヒップホップの世界で「Represent」を意味しており、レペゼン地球は「地球を代表して」という名前になっている。
おいらが半笑いになったのは、潘 基文(パン・ギムン)が国連の事務総長になった際、韓国国内が「これは世界大統領就任だ!」とホルホルした、あのバカバカしい騒ぎを思い出したからだ。同じ類でしょ、世界大統領と(自称)地球代表って?w

元々はツィッターで小ネタ動画を上げていたのが始まりだったようなのだが、youtubeに主戦場を移してからブレイク、最終的にはチャンネル登録者数240万人を超える有名どころにレペゼン地球は、なっていたわけだ。
彼らの活動がネット中心であるがゆえ、ファンもネット住民という構造が出来上がっている為、現実世界にいると何が起きているのかわかりにくいのが彼らの特徴だと言える。なので、取分けテレビや新聞といった旧態依然なメディアには乗りにくく、合わせておいらの感じる「テキスト情報との相性の悪さ」も、その理由はそこにあるように思う。
正直言えば、四の五の書く必要などない、まず連中の動画を見てくれ、で終わりなんじゃないかと思うほどなのだ。

だが、今回に関してはそれらの過去動画さえ見ることができない事態になったので、おいらがこうして文字を書いている。
紹介した動画の中では、昨年突然解散を発表し、直後に同じメンバーなのに別のグループ名で活動を始めた経緯をDJ社長により語られている。公開2日目の時点で再生数が600万回を超える騒ぎになっていて、相変わらずの注目度高さだな、さすがの人気者だなぁ。と言える。

で、問題は・・・、これもファンじゃなければどうでもいい話なのだが・・・w、まぁ、いいか、とにかく、ネットの申し子で、流行りのSNSでは最先端をひた走るヒップホッパー集団、のはずのレペゼンが、まさかの昭和興行師によって全てを牛耳られていた、という実情を自ら暴露したのだ。
しかも、これがまた「とんでもなくウェットな話」で、ネットよりはテレビのワイドショーの方が親和性が高いという、ね。これは梨本とか喜んで取材に行くレベルだろ、もう奴は死んでるけどさw

で、とにかくシンプルに事の次第をまとめてみると、こんな感じになる。

①レペゼン地球のDJ社長には6000万円の借金があった。
②返済に困ったところH氏が登場、100万円でレペセンの事務所?的な会社を作り、そこでレペセン地球メンバ0の雇用を始める。
③レペゼン地球がyoutubeでブレイク
④だが、給与は上がらず、6000万円の返済が終わったことを契機に?会社の株の引き渡しなどでH氏とレペゼン地球が揉める
⑤その最中に、H氏によりレペゼン地球に関するすべての権利が抑えられていることがわかり、揉めた結果、レペセン地球というグループ名さえ使えない状態になってしまった。
⑥レペセン地球を解散し、CandyFoxxという新グループを立ち上げる。
⑦H氏との確執?喧嘩?の内容をそのまま盛り込んだ解散説明動画をDJ社長がyoutubeで公開する。←今ここ

この流れを見たら、特においらと同年代の皆さんは、あまりに古くさい話で驚かれることだろう。いや、まさにこんな昭和な話が令和3年に現在進行形で進んでいるというのだ。しかも、H氏との裁判がこの後に待っているとか、いやいや長くなるだけだぞぉ~とw

まず、事の発端である6000万円の借金だが、とにかくこれが引っかかるのだ。
DJ社長は1992年生まれで今は満28歳、レペゼンの活動を始めた2015年の時点では22歳?23歳?だ。そんな若造にこれほどの大金貸す奴、いるか?
地方なら庭付きの戸建てが十分買える金額、しかも物価の安さで有名な福岡で6000万円を借金、いやいや、借りるのも使うのも、相当現実味がない話でしょうよ、と。
なのでこの段階でかなりの眉唾モノなのだが、まぁいい。借金があること自体は本当なのだろうから、ここではもう突っ込まない。

しかし驚くのは、レペゼン地球には5人?6人かな?のメンバーがいながら、例えば経理とか経営業務のできる人間がただの一人もいなかった、ということだ。
そもそもメンバーはそれぞれDJで食っていたはずで、それならば肩書は個人事業主のはず。当然申告が必要になるから、最小限の経理知識はあってしかるべきが、全員ダメってのはどういうことなんだ?「専業集団のくせに烏合の衆」これは確かに新しいタイプのグループなのかもしれない、いやニュータイプ馬鹿と言えばいいのかな?wしかし、youtuberって何年やっても社会的素人のまま、それってやっぱり驚きだよね。

早口なので、動画での説明も内容はよくわからなかったのだが、形態としてはH氏が100万を貸して「レペセン地球の所属事務所」を作ってやり、H氏は経理や届け出業務など会社実務も担当していた、と。DJ社長はその名の通り事務所の社長ではあるけれど、実権は何もなく、自分の給与さえ決められない社長だった、こともわかった。そしてH氏と揉めれば、あっという間に首にされたという。取締役のはずが、さっさと首、という扱いの軽さがねぇ、泣けるという。
まぁ、この状態を見ただけで、レペゼン地球の負けは確定している。いや、感じとしては乗っ取られらた会社と取り戻す!みたいな空気を醸しているのだけれど、その意識からして間違っている、社員が会社に楯突けば追い出される、そういう図式になっているのだから。
で、こうならない為にみんな最初は自分の手で全部をやるんだよ、と。そうでしょ?

横領がー!とか不明瞭な会計をー!とか、H氏を面と向かって責め立てている場面の音も動画では公開されているが、おそらく刑事責任を問われるようなヘマをH氏はしていないはずだ。法の上限ギリギリまでを狙って自分のポケットに入れる、そういう手法に長けているからこそ、DJ社長たちへわざわざ会社を作る形にして搾取を開始した、そういうことだ。嫌なら、なぜに自分で会社を経営しなかった?結局はね、それで終了な話なのだよ。

で。
動画を見ていただければよくわかるはずなのだが、28歳で社長を名乗る人間でありながら、とにかくDJ社長は子供っぽい。多分、学ラン着せて髪を黒く染めれば高校生の動画でも通用する。
無論、ビジュアル的にはそういうのもアリなのだろうが、大人になりきれていないという意味で、人間的には致命的だと思うのだ。だから、改めてこんな奴がもっと若い頃に6000万円を借金できるか?福岡ってそんなに緩い街なの?という疑問が頭の中をぐるぐる回り始めてもくるわけだ。

そして、きっと水商売絡みの言い値が積み重なっての6000万なんだろう、とおいらは思ったのだよ。昼の世界の話じゃないんだろうな、とね。
ボーイで働いていた店の女の子に手を出した、妊娠させた、あたりがきっかけでできた借金の総額、そういうのなら何でもアリだしね。
だから、H氏のような「いかがわしい大人」も登場したんでしょう?と。
暴力沙汰にはなっていないが、そういう世界にほぼほぼ浸っているレペセン地球の図、いやぁ危なっかしいというか、よくぞ今まで五体満足でいられたなぁ、というかねw

H氏が悪い!レペゼンかわいそう!というファンの方も多いのだろうけれど・・・、いや、これさ、とどのつまりはコンビニバイトが店長にバイト代上げろと文句言って首になったのと一緒、なのでねぇ。youtubeだ、福岡ドームだ、240万人の登録者数だ、と風呂敷がデカくなった分、何か陰謀めいた疑惑?みたいな臭いがするようにも感じるのかもしれないが、全ては個人事業主でやらなかったDJ社長や他メンバーが悪い。

動画は素人でも作れるし、売れることもあるものだが、経営は自分の範疇に置いておかなければダメだ。そこで手を抜くと、単なるコンビニバイトと同じ立ち位置になってしまうことがある、レペセン地球のように、という話なのだ。

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