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韓国を襲う経済クライシスはもう予兆段階に入った?不安だらけの予想に文在寅の次の手は?

何というか、経済においてクラッシュは起きたその時に大騒ぎだが、クライシスとはこれほど静かに進むものなのか、という感じだ。韓国経済の終わりは誰もが予想しているものの、それが阿鼻叫喚の中で始まると高をくくっていたことが甘かった。
台風による高波は通過していきさえすれば元の穏やかな海に戻る。だが、津波は違う。通り過ぎ、居座り、引き返していく間、無力な陸地を舐め尽くしていく。波が引いても、何も起きていなかった状態へすぐに戻すことはできない。東日本大震災から10年以上が過ぎても、まだ何も終わっていないと言われるのはその為だ。
今日は、迫りくる津波の影響で潮位が下がり始めている、という観点で韓国経済の今を語ってみたい。

●ついに韓国の経済成長率が日本の後塵を拝する・・・●
正直、日々生活している中で、日本の経済成長率を実感する瞬間はまずないが、コロナ禍による停滞に瀕していた昨年から、今年は一気に3.8%の増へと転じることになるようだ。完全にコロナ前の状態に戻る、とまではいかないが、復調傾向が顕著になっていると受け取っていいのだろう。一方、韓国の方も3.0%とされているのだが、この予測の通りに終わると「韓国は成長率で日本に負けてしまう」ことになる。
経済成長率は、当然ながら新興国の方が数字は動きやすい。マーケットが小さい為に、好調、不調の差もストレートに出やすいからだ。つまり、本来なら「上がりやすい」韓国は、常に「動きにくい」日本よりも率は上であって当然、が定説になっている。
しかも、韓国は日本を追い越すことを国是にしている以上、経済成長率は特に引くことはできない。文在寅も、この部分を根拠に「韓国の技術は世界一ぃぃ!」と喚いてきたはずだが、その大前提が完全に雲散霧消することになる、というわけだ。
夕刊フジの記事になる。


韓国の半導体“衰退危機” 素材・部品など日本頼みが致命的 経済成長率も日本下回る予測 生き残るには米中間「二股外交」か
1/25(火) 17:00配信 夕刊フジ
韓国経済の稼ぎ頭である半導体産業の先行きに、国内外から疑念が強まっている。ライバルの台湾勢が着々と世界戦略を進め、成長著しい中国勢も背後に迫る。韓国勢も投資を強化するが、肝心の基礎技術で日本頼みから抜け出せないという致命的な弱点を抱え、将来の衰退を予想する声も出ている。
日銀が発表した「経済・物価情勢の展望」では、2022年度の実質国内総生産(GDP)を見通しを前年度比3・8%増とした。韓国銀行(中央銀行)の22年の成長率は3・0%で、朝鮮日報(日本語電子版)は「通貨危機以来24年ぶり」「実際に逆転すれば、大きな波紋を広げる」と報じた。
各国が成長力強化のため重視している半導体産業をめぐっては、ファウンドリー(受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が米国に最先端の工場建設を進めているほか、日本にも進出し、ソニーグループと共同で工場を置く。
韓国勢もサムスン電子が米国に巨額投資を決めるなどしのぎを削るなか、米国半導体工業会(SIA)が衝撃的なリポートを発表した。中国の半導体デバイスの世界シェアが20年の約9%から24年に17%に達し、今後のシェアが横ばいとみられる韓国に肉薄すると予想したのだ。
半導体産業は韓国経済の屋台骨だ。同国の産業通商資源省によれば、21年の輸出額6445億4000万ドル(約73兆8500億円)のうち、半導体関連が1280億ドル(約14兆6700億円)を占める。事業の衰退は韓国経済全体の大打撃に直結しかねない。
懸念材料は中国の猛追だけではない。
中央日報(日本語電子版)は、素材・部品・装備の分野で日本への依存が高いとし、半導体素材について日本から最多の38・5%を輸入していると伝えた。また、有識者からも、技術障壁の高さや人材不足、インフラの脆弱(ぜいじゃく)性など韓国の半導体産業が抱える問題点が指摘され、「遅くとも30年以内には日本のように完全に衰退するような状況になる」と危機感をあらわにする。
19年に日本政府が半導体素材などの輸出管理を強化して以降、韓国は国産化を急ぎ、文在寅(ムン・ジェイン)政権は毎年1兆ウォン(約964億円)超の投資を掲げてきた。20年1月には、半導体の洗浄に使われる高純度のフッ化水素について、自国の化学メーカーが高純度で大量生産が可能な製造技術を確立したと発表したが、結局、日本依存からは抜け出せていないようだ。
経済産業省の官僚当時、半導体の技術戦略を担当していた政策コンサルタントの宇佐美典也氏は、「半導体素材は、解析を行ってもどのように製造されているかが分かりにくい分野のため、巨額な投資を行っても簡単にまねできない。韓国では基礎科学研究が充実していないため、国産化は非常にハードルが高い」と指摘する。
その上で、韓国の半導体産業を左右するのは米中対立だと宇佐見氏はみる。「半導体需要が高い中国では、韓国内に生産工場を作っているため、韓国が簡単に世界シェアを落とす状況にはないだろう。ただその現状を米国が問題視した場合、衰退が現実のものになる」
生き残るためには、今後も米中間の「二股外交」を展開するしかないようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/440fa65da80ca347ce6c5d7f6934c680142a9d3e


この事態を、韓国人は屈辱と感じるに違いない。もしかしたら、それを口にできないほど愛国心が崩壊してしまう、までありそうだが、韓国はすごい!韓国は偉いニダ!と自画自賛する為の大きな柱がぼっきりと折れた、そんな感じの衝撃を受けているのではないだろうか?イメージとして、建設中だった光州の39階建てマンションの崩落事故、あの現場がそのまま崩れ去る愛国心に重なる、と言えばいいのだろうか?w

おいらも長く生きてきたが、経済成長率で日本が韓国の上になるという現実を、どう見ればいいのかわからない。もっと上の世代の諸先輩なら、高度経済成長時代が帰ってきた!と喝采を送るかもしれないが、その末期しか知らないおいらには、どうにもそのあたりを実感できない。バブルの再来という表現は明らかに違うので、ただ「困惑している」としか言えない。官房長官の会見みたいだw
だが、韓国にとっては困惑どころでは終わらない。
その慌てぶりを伝える動画が配信されているので、それを紹介したい。


今年の経済成長率日本が24年ぶりに韓国を上回る見通し。それほど韓国の経済は悪い。成長率で負けたら永久に日本に勝てない。GDPで韓国に負けると言っていた人はどこへ?
https://www.youtube.com/watch?v=0s8BKKwNzrA


「我らが」中央日報も、期待通り「遅くとも30年以内には日本のように完全に衰退」という、理解不能な主張をベースに「経済成長率で韓国が日本に負ける」件を伝えているようだ。ボンクラ記者が崩れ落ちる愛国心を抱え上げながら必死に書いた「まだ韓国は負けていない」アピールは、見苦しいを通り越して苦笑レベルだ。

しかし、前口上で津波が襲う前に起きる「引き潮」だと今を例えたが、このニュースは十分な兆候だと言えるだろう。
今の韓国は半導体しか売りがない状態だが、その行先は中国製品の一部に組み込まれていくものだ。当然ながら、自国でも半導体を生産できる中国がいつまでも韓国産半導体に依存していくはずがない。近い将来、そのシェアを奪われる(というか、中国市場内で完結してしまい韓国製は弾き出される、だなw)となった時、韓国製半導体は売り先がなくなる。なぜなら、ブルーチーム側は日米台の半導体連合が稼働し、製造・供給は台湾と日本が担当する形になるからだ。ここに韓国が割り込む余地はない(いや、逆に韓国メーカーをオミットする為にこの体制を確立する、と言った方が正しいかw)。

この部分を見るだけで、韓国経済に先はないとわかるのだが、それをはっきり示した数字が経済成長率でもある、ということなのだ。

●1日の新規感染者1万3千人オーバー!オミクロン株が韓国で本気を出し始めるw●
IMFが経済成長率の予想値を下方修正しているが、その理由はコロナ禍だった。その悪材料を真っ先に体現したのが韓国となってしまったようだ。
先週はまだ4千人あたりをふらふらしていた一日の新規感染者数が、いきなり8千人を超えたと思ったら、更に大台に入って1万3千人台へと膨れ上がったようだ。
聯合ニュースの記事になる。


韓国の新規コロナ感染者1万3千人超 オミクロン株拡大で過去最多
1/26(水) 9:03配信 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は26日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、新型コロナの新規感染者数が1万3000人を超えたと明らかにした。韓国で1日当たりの感染者が1万人を超えるのは初めてで、過去最多となる。
金首相は「(変異株の)オミクロン株が主流になってからわずか数日で1日の感染者数が1万3000人を超えた」として、「オミクロンの拡大が本格化した」と指摘。「これからの防疫の最優先目標は重症者と死者を減らすことに置く」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2004ad6da16d155fe296e670b81c155845b54f1


症状は軽いが、感染力は驚異的と評されるオミクロン株が、あっという間に韓国で本領を発揮し始めたらしい。
6万人台になった日本も同様ではあるのだが、韓国の場合は「高見の見物」ができない、「日本と似た事態に立たされた」という面で、こっちでも愛国心が崩壊しているようだ。
中央日報も黙ってはいられず、奇天烈な「韓国は日本に負けてない!」記事を配信している。


韓国、ついに一日感染者1万人時代…過去最多
1/26(水) 7:02配信 中央日報日本語版
新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)のオミクロン株が急速に広がり、一日新規感染者が初めて1万人を超えた。オミクロン株が韓国に上陸して56日ぶりだ。
防疫当局によると、25日0時から午後9時まで暫定集計された全国感染者数は1万1000人程度だ。連日、同時間帯で過去最多だ。防疫当局関係者は「26日0時基準で発表される感染者数は1万2000人程度と推算される」と明らかにした。
25日0時を基準に新規感染者(8571人)が初めて8000人台となって一日で1万人台急増の勢いを見せ、オミクロン株の大拡散が本格化している。政府は患者の急増に備えて町内病院が新型コロナに疑われる患者を診察、検査し、感染が確認されれば在宅治療まで引き受ける「ワンストップ」診療システムをめぐって医療界と協議を進めている。
特に、専門家は旧正月連休以来患者が急増すると予想する。2月末~3月初めには一日に多くて10万人の感染者が発生する可能性があるとの予測も出ている。嘉泉(カチョン)大学医大予防医学科のチョン・ジェフン教授は「感染者数は毎週0.5倍から2倍ずつ増加するだろう」とし、「最大頂点は10万人以上になるだろう」と話した。
政府も翌月一日感染者が最大3万人を上回る可能性があると見通した。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「オミクロン株が今後2~3週間または2月内に90%以上の支配株になるだろう」とし、「翌月に一日2万~3万人、またはそれ以上も可能だ」と話した。
感染力は強いが重症危険は比較的に小さいオミクロン株の特性上、在宅治療者も増加している。25日0時基準で在宅治療対象者は3万2505人だ。現在、計369カ所の在宅治療管理医療機関で管理できる人員は最大5万8000人規模だ。管理可能人員に比べ在宅治療対象者数(稼動率)が50%を超えたわけだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/487261b7bcc7b724d3c9286eb232b9fb5d5d3ea0


1万1千人「程度」と、予想値を聯合ニュースより少なめの数字にしている点が、実に中央日報らしい。そんな所に拘っても、コロナは確実に感染者を増やしているんだっての。力を入れる場所はそこじゃないんだよ、そこじゃあさぁw
韓国は第四波が延々続いている状態で、ずっと高止まりにあったのだが、その間に主戦がデルタ型からオミクロン株に切り替わって、もう何が何だか・・・、という状況がこの1万3千人だと言える。なぜ蔓延したままなのか?そこを突いていかなければ、改善点や有効な対策も見えてこない。愛国心が邪魔をして、K防疫やらウィズコロナへの移行失敗という、文座寅と仲間たちの失政をまず何とかしなければ、コロナ収束はありえないのだがな。

●3月にはコロナ感染者が20万人?それもあり得ると為替がウォン売りへ●
ものすごい今更感なのだが、コロナの新規感染者が急増していることを受け、やっと防疫体制の見直しを求める声が出てきたようだ。このままではピークを迎えるであろう3月には20万人の感染者が出る、という予想もされたことで、ドルウォン為替がじわりとウォン売りへ傾き始めているらしい。
WoWKoreaの記事になる。


3月の感染者20万人予測、他国より長引く可能性も=韓国
1/25(火) 11:36配信 WoW!Korea
新型コロナ事態がオミクロン変異株拡大により、再び危機を迎えた中、韓国ハンリム(翰林)大学カンナム(江南)誠心(ソンシム)病院イ・ジェガプ教授が、防疫システム変更の必要性を強調した。
24日、イ教授はCBSラジオ「一発勝負」とのインタビューで「以前に(一日の感染者)7000人、8000人台でも(防疫体系が)動いた」とし、「一度、防疫体系を変えなければならない」と述べた。
続いて「多くの感染者が発生する状況をきちんと管理し、患者分類をおこない、重症患者は迅速に重症患者専用病床に移送できるようにしなければならない」とし「次に、軽症患者隔離を適切におこない、他人に感染させないようにするプロセスを作らなければならない」と強調した。
イ教授は「これからは、医療崩壊についてだけ議論する時ではない」とし「しばらく感染者が増えれば、社会的必須要素や、会社も連続的な勤務が難しくなる状況が多く発生することがある」と警告した。
これとともに「一日に80万人ほど発生した場合、隔離者と感染者まで合わせると、全人口の約9%が労働できなくなったという報告がある」とし「多くの会社が、正常運営できない状況が、一、二か月ほど続くと予想されるため、社会体系自体が揺れないよう、今準備が必要だ」と要請した。
イ教授は、オミクロンの感染状況が、防疫体系を変えなければならないほど深刻な理由については、オーストラリアや日本など、コロナ感染者が急増している海外事例を挙げた。
彼は「急増する患者を管理できるかが問題だ」とし「われわれのように安定していたオーストラリアだけでも一日10万人以上、日本も一日5万人の感染者が発生している」と述べた。
続いて「今までに比べて、感染者規模自体が1~2倍程度ではなく、5倍、10倍以上にも増える可能性がある状況」と懸念した。
日本の感染者急増については「オミクロンのためと思われる」と述べた。日本は昨年12月上旬、一日の新規感染者100人台を記録したが、一か月で500倍近く暴増した。
イ教授は、「日本が11月末に大幅に減少する前、7月から10月に感染者が増えたことがあった。以後10月中旬まで防疫措置を非常に強化し、その時ワクチン接種率が上がった」とし「その時期の接種者の予防効果が低下する時期、また12月から1月に休暇期間に移動量も増加した。そこにオミクロンまで広がり、歴代級の増加速度を見せているのだ」と分析した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fedbf95d8df858d040e4ad714b9fb0c62cf9cb72


経済視聴率予想をIMFが下方修正したことで、韓国政府より為替相場が反応を始めたようだ。現状、1200.00を何度か超える状態となっているが、何とか持ちこたえて大暴落には至っていない。だが、オミクロン株が大量の感染者と濃厚接触者を生み出す上、これからその最盛期を迎えるとわかっている韓国が、経済活動に何も打撃を受けないわけがない。その先行き不安は、ウォン売りに向かうということだ。
韓国市場は既に株式の暴落が始まっているので、ここに為替不安も重なれば、通貨危機がいよいよ現実味を帯びてくる。しかも、これまでは救済に回ってくれていたアメリカが、金利引き上げと更にウォン売りドル買いを加速させようとしているのだから、はっきり言ってウォンに上がり目はない。え、日本?なんで日本が韓国を助けるの?w

そうこうしているうちに、来週はもう1月が終わるタイミングになった。そう、韓国が抱える外債の返済や利払いは月末時点の為替がどうなっているかで大きく左右される。もしこの週末にウォン暴落が起きれば、デフォルトの可能性も浮上する。外貨準備高がどれほど残っているのか、どこまで為替介入ができるのか・・・。

韓国の命運は、韓国銀行が握る事態がすぐそこに迫っている、と。

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