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iCAREを選ぶひとのために

こんにちは!
iCAREのコミュニケーションデザインチーム(以下コムデ)にコミュニケーションデザイナーとして2023年2月から配属されました、ももと申します。

実は一昨年にこちらの記事のとおり、入社してからインサイドセールス・営業として活動していました。元をたどればアパレルデザイナーだったこともあり、職業だけ見ればデザイナー→営業職→デザイナーと、結局スタート地点に戻ってきた感は否めません。

この記事では、

「どうしてセールスからまたデザイナーに戻ってきたの?」

という必然的な疑問に対して、お話したいと思います。

「ずっとやりたかったことが挑戦できる場所だから」

それがまさに結論です。

「やっぱりデザインやりたかったんじゃん?」

いえいえ。
そういうことではないんです。
私がそんなふうに考えた背景について。

とっても長くなって恐縮なのですが、どうかお付き合いください。

パーパスへの共感で選んだiCARE


私がiCAREに入社した理由は、何よりも「パーパスへの共感」でした。
CEOの洋太さんをはじめとして、メンバー全員が挑戦する「働くひとの健康を世界中に創る」こと。身内や自身のメンタル不調という原体験から強く賛同し、その壮大な目標に向かう船の漕ぎ手になりたいという思いからiCAREへのチャレンジを選択しました。

想像もしなかった、メンタル不調での休職

日々パーパスを体現するメンバーの中で、感動と尊敬を胸にセールス活動へ向き合うこと半年。

悔しいことに、人生初の休職を経験することになりました。

寝ても覚めても仕事のことが気にかかり、通知が来ないにも関わらず土日もずっとslackを開くような毎日。原因不明の食欲不振と胃痛が続いた末、日が上りきるまでベッドから起き上がることができない日が増えていきました。
インサイドセールスの仕事もiCAREのことも好きだったからこそ、うまくバリューを発揮できない自分がただ悔しくて。休職期間中もずっと「必ず、大好きなiCAREに戻るんだ」と考えていました。

2013年の労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査では「メンタルヘルス」起因による休職者の復職率は42.3%と、優に半分以上はそのまま退職をしてしまうという結果が出ています。
幸いにも、人事・労務のチームからの愛ある細やかな対応や、度々届く同僚からのあたたかな声、そして産業医の先生に支えられ、復職することができました。

「iCAREは変われる」

復職前に起こっていたチーム内のコミュニケーション齟齬やモチベーション管理の課題。
それらは、私が休んでいる間に見事改善され、今まで以上に素晴らしいチームが自分を待っていました。長く休んでいたせいでコール活動に恐怖感を覚えるようになっていた自分を、上長はちっとも億劫がらずに(電話をかけるエンターキーを押すところから!)伴走してくれました。

過去3社経験の私は多くを語れる立場ではないかもしれません。

しかし、ここまで改善行動や並走を体現してくれる会社が一体世の中にどのくらいあるでしょうか。
前職の人材紹介会社で、メンタル不調による転職希望者を多くの見てきました。前向きな転職理由も含まれますがそれでも、組織が変わらないことに見切りをつけて旅立っている人がほとんどだったように思います。

当然です。

組織という巨大な生き物を良い方向に導いたり、その転換を待つよりも、自分がいる居場所ごと変える方がずっとずっと楽だから。それも勿論、ひとつの正解で、選択です。

しかしこの経験は、

「iCAREは変われる」
「iCAREは、諦めなくていい場所なんだ」

そう痛感させられた出来事となりました。

上長からの愛ある一言

しかしそれでも、日々目の前の業務に集中する中で視座が下がり、会社の方向転換や経営層への理解に思い悩むメンバーの声に、自分も不安に引っ張られていきました。

「このままiCAREにいて大丈夫なのか」と1on1で泣き言を言う私に上長は

「視座を上げてほしい。」

と言いました。
CxO、経営層は誰もやりたいこと、伝えたいことは変わっていない。チャレンジングな状況の中で戦うためのスピード感の伴った施策が走ることによる混乱はあるけれども、情報の透明化し伝えていく意識はそのまま。だから、変に迷わされないでほしいとそう伝えてくれました。

めそめそしたまま1on1を終え、しばらく考える中で見えてきたことがあります。

「上が変わっていないなら、それがうまく伝わっていない【コミュニケーション】に課題があるんだ」と。

色んな状況がある中で、iCAREが人生のフェーズに合わなくなる人は勿論います。問題なのは、必要な情報やパーパスがうまく伝わっていないせいで、今いるべき人たちが不安と迷いを抱えたままここを離れてしまうことです。

いま、もしくは未来でiCAREにいるべき人たちが、迷いなくiCAREにいることを選べるようにする。

それが、iCAREは諦めなくていい場所だと知った私がやりたかったことです。

やりたかったことができる場所

1月中旬、2月からの編成でどこに配属を希望するかヒアリングを受ける中で、「ちょっと飛び道具的な感じだけど、コムデチームという手もあるよ」とお話を受けました。

iCAREのコミュニケーションデザイナーのミッションは、iCARE社内外のコミュニケーション課題を解決し、組織のパフォーマンスを最大化すること

正直、インサイドセールスを続けながら自分のやりたいことをプラスオンで取り組むのは、なかなか難しいと感じていました。いわゆるグラフィックやWebデザイナーとしての職歴が一切ない自分に、求められるバリューが発揮できるのか。不安はあるものの一番前向きに挑戦できると答え、その日のうちにコムデチームのリーダーと対話して2月からの方向性が決まりました。

配属直後から「iCARE book(採用資料)のフルリニューアル」という、会社として今どうあるかを魅せるチャレンジングな案件にアサインいただき、たくさんの思いを込めてクリエイティブに挑戦しました。
先日のお披露目会で号泣しながら(これ書いてる間もめちゃめちゃに泣いている)この経緯を時間が許す範囲でお話したところ、もらい泣きしてくださったメンバーもいて嬉しかったです…!

iCAREを選ぶひとのために

今、iCAREに居るひと。
そしてこれから、iCAREへ挑戦しようとしているひとに。

iCAREはたしかに、簡単な場所ではありません。

やりたいこと、できていないことが数多くあります。
上がっていくエスカレーターに、ただ飛び乗るような気持ちで居られる場所ではありません。
みんなが日々必死に、たくさんの挑戦と失敗を繰り返している場所です。

それでも、iCAREで胸を張ってあなた方を待っているのは。


iCAREは変われるから。

iCAREは、諦めなくていい場所だからです。


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