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04 ポール・ギャリコ著 猫語の教科書ドラコが解説します

みなさん こんにちは ポピー横丁のシバイヌモモの友達のドラコです。
ネコの集会の度に ネコ達が教科書を使って人間を操縦する方法を勉強しているって知ってましたか? その時に使われるのがこの本です。ちょっとだけ中身を紹介しますね。

第2章 人間てどういう生き物?
男はコツさえつかめば操縦は簡単。いつも大事にされ 尊敬され お世辞を言われ ご機嫌をとってもらいたがります。(犬はこの点にうまく取り入ります。)
ネコの場合 ご主人が家に帰ってきたら 奥さんにただ今を言う前に、面倒でもドアの前までお迎えにでます。ネコを抱き上げて感激のご対面。ご主人はネコに好かれていると思うと有頂天になり どんな事でもしてくれます。
ご主人をおだててモノにするその同じ方法を奥さんには使えません。理由は奥さんは前からネコと同じ方法でご主人を操っているからです。
女達はものすごく頭がいいから決して軽くみてはいけません。

第14章
愛について
人間はほんの少しのいい所を除くと愚かだし 虚栄心が強くて強情で忘れっぽくて時にずるくて不誠実。平気でウソをついたり裏表があったり 破るとわかっている約束もします。
わがままで欲張りで考えが浅く所有欲が強いくせに気まぐれで 臆病で嫉妬深く 無責任でひとりよがりで 狭量で忍耐心に欠け 偽善的でだらしない。
 でもこういう悪いところ全部にも関わらず 愛というすばらしい物があって 彼らがあなたを愛し あなたが彼らを愛すると他のことはいっさいどうでもよくなってしまいます。
でも愛におぼれちゃダメ。しっかり身を守る勉強をして!

・・・・
まだまだ伝えたい章はあるけれど とにかくこれだけは言えます。
あの 思わず抱きしめたくなるような あどけない表情 しぐさ 人間を軽くあしらう ツンデレ対応・・・これらは全てこの教科書の教えの賜物なのですよ。 フフフ!

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