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X-09 イサーク大聖堂と青銅の騎士

ネヴァ川を散策しながら イサーク大聖堂へ

 イサークイサアク)大聖堂の内部の壁の装飾には孔雀石がふんだんに使われていて絵画のように見えるけれど全てが露西亜ン・モザイク。この大聖堂は大きいのに繊細で ヨーロッパのどの聖堂とも違っていてとても美しいです。

展望台まで 240段 上ったそうです。そこからの眺望も美しかったみたいです。

この地域は川が頻繁に氾濫するし 湿気が高くて通常の絵画だと簡単に痛んでしまうので そこでこの孔雀石のモザイク技術が発達したんだそうです。下の絵は普通の絵画に見えますが 手の部分を拡大撮影するとやっぱりモザイクです。

モザイクの材料と色合いのサンプルはこんな感じです。(この説明はスパースナクラヴィ教会内にあった物です。)

青銅の騎士:ピョートル1世の騎馬像
プーシキンの叙事詩(青銅の騎士)が発表されて有名になりこの像自体がそう呼ばれるようになりました。
台座は『雷の石』と呼ばれる花崗岩でフィンランドから大変な労力のもと運ばれて加工されたそうです。重さは1600トン。
 19世紀以来、この像が無事である限りこの街は安泰だと信じられていたんですって。だから第二次世界大戦中は台座ごと木枠と砂袋で覆って守ったので 言い伝え通りこの街は占領されずに済んだと言われているとか。


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