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11 ごはんの替わりにバナナを食べた時代

國語日報の授業 その2

 お母さんは一年生から四年生までの教科書を勉強しました。
そのどの学年の教科書にも第二次世界大戦中のお話しが出てきました。
日本と言う国に占領されていて最後は日本に勝って国民が解放されたというものです。(今の時代の教科書は台湾独自の歴史認識と検証に基づき内容がかなり変更されたと聞いています。)

 先生によっては戦争中の話をしてくれた人もいたようです。
たとえば、その頃は台湾で作られるお米は全て日本に送られてしまったので台湾の人達は庭に生えているバナナでガマンしなくちゃいけなかったとか。
ごはんの替わりにバナナが食べられるなんて幸せだなんて思ったら大間違いみたいですね。お米を食べる種族にとってお米なしの食事はやっぱり悲しくてつらかったみたいです。

※台湾のお家の庭には バナナやマンゴーがごく当たり前のように植えてあります。日本でも柿の木が植えてあったりするでしょ。あんな感じ。

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