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無題(即興)002

見つめてさえ 見つめられてさえいないのに
夜の速度の残酷さにふたりは
紫煙に巻かれて話し続けた

ありきたりな感情であればあるほど
射し込んでくるあなたの声の一葉一葉が
コラージュとなって胸に広がる様を見つめている

(2018年1月)

サポートの一部を誰かのサポートに繋げていけるのが理想です。途切れることなくー