![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28265440/rectangle_large_type_2_6b74fa4c1f282bde0e64310a5e293bdb.png?width=800)
手のような
溢れているというのは比喩で
流れていくだけだ ことばは
おしつけがましいのはたくさんで
わかるよね、も、もういいや
伝えたり 飾りつけたり
ことばがあまりにも便利すぎるので
流れていくだけだ ことばは
匂いそのものには
温みそのものには
震えそのものには
なれないのだな ことばは
それでも
そこにあるだけで
口角が微かに緩み
知らず溢れさせられてしまうような
そんなうたがありはしないか
懐かしい
手のような
(2004年頃)
サポートの一部を誰かのサポートに繋げていけるのが理想です。途切れることなくー