銀山淘汰の絵(ぎんざんかねゆりのえ)
銀山 淘汰 の絵
銀山の鉑石、上の絵にあらはすごとく打くだきて粉となして水にてゆる也。金山の板ゆりのごとし。但、網は水ゆりにすることなく、直に焼釜にてやく也。
淘汰の仕やうは 半切桶に水を汲入、かなめ鉑を鉢にいれ、水にてゆれば、土石は皆半切桶の水におちて、後は鉢の中にのこるなり。たいていは金山の板ゆりと同じことなり。
※ 国立国会図書館デジタルコレクションの目次では「銀山淘法の繪」とありますが、ここでは「銀山淘汰の繪」と読みました。
『日本山海名物図会』の目次はこちら → 「日本山海名物図会 まとめ」👀
筆者注 新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖