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古今名婦伝

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江戸時代の浮世絵師、歌川豊国三代(歌川国貞)が描く歴史上の女性たち。優雅で美しく、ときに強く厳しく、悲しい運命も … その人生を読み解くシリーズです。
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記事一覧

【古今名婦伝】須磨松風

※ 「津國」は、摂津国。 ※ 「蜑」は、海人。 ※ 「姉」の読み「いね」は、姉の女房詞。 ※ …

mominaina
6時間前
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【古今名婦伝】遊女地獄

※ 「地獄變相」は、地獄絵のこと。地獄変相。 ※ 「聞しより見て恐しき地獄かな」は、地獄か…

mominaina
1か月前
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【古今名婦伝】加賀の千代

※ 「いとけなき」は、幼き。 ※ 「勢州」は、伊勢国のこと。 ※ 「麦林舎乙由」は、中川乙由…

mominaina
6か月前
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【古今名婦伝】中万字の玉菊

※ 「竹婦人」は、江戸中期の河東節の作詞者、俳諧師。「傾城水調子」の作詞者。 ※ 「俳人乾…

mominaina
6か月前
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【古今名婦伝】万治高尾

※ 「奇跡考」は、山東京伝の著書『近世奇跡考』。 ※ 「道哲」は、西方寺(浄土宗弘願山 専称…

mominaina
6か月前
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【古今名婦伝】常磐御前

※ 「義朝」は、源義朝。平安時代後期の武士で、河内源氏六代目棟梁。源頼朝、源義経の父。 ※…

mominaina
6か月前
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【古今名婦伝】下女お初

※ 「婢」は、水仕女。台所で水仕事をする下女のこと。 初は、浄瑠璃・歌舞伎の演目(『加賀見山旧錦絵』『鏡山旧錦絵』『鏡山物』の登場人物で、江戸時代中期に加賀藩前田家で起きたお家騒動「加賀騒動」と、松平周防守(松平康豊)の江戸邸で起こった事件が題材になっています。 📖 『古今名婦伝』の説明に沿って、ストーリーを追ってみましょう。(内容を『絵本〔3〕加賀見山尾上岩藤』から補足します) 初は、下女として中老の尾上に仕えています。 尾上には、岩藤という目上の局がいて、岩藤は

【古今名婦伝】巴御前

※ 「木曽義仲」は、平安時代末期の信濃源氏の武将 源義仲。 ※ 「粟津の戦」は、寿永三年一月…

mominaina
5か月前
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【古今名婦伝】小野小町

※ 「猶子」は、允恭 天皇の妃で、皇后 忍坂大中姫の妹。和歌三神の一として、玉津島神社(和…

mominaina
4か月前
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【古今名婦伝】掃溜お松

◇ 掃溜お松は、江戸時代中期を生きた女性です。 芝三田の遊女で、掃溜お松とも、塵塚お松と…

mominaina
4か月前
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【古今名婦伝】新町の夕霧

※ 「浪花新町扇屋」は、大坂新町の扇屋四郎兵衛。 ※ 「寺町」は、下寺町。 ※ 「九軒」は、…

mominaina
3か月前
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【古今名婦伝】栢原の捨女

※ 「盤桂禅師」は、江戸時代前期の臨済宗の僧(播磨国揖西郡網干の出身)。 ※ 「貞烈」は、…

mominaina
3か月前
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【古今名婦伝】静御前

※ 「右幕下」は、 右近衛大将。ここでは 源頼朝 のこと。 ◇ 静 は、平安末期から鎌倉初…

mominaina
2か月前
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