記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

レトロゲーム日記 聖剣伝説2 最終回 マナの要塞から冒険の終わりまで

こんばんわ、読者様。
早いもので、私のレトロゲーム日記、最初のテーマが本日終わります。
というのも、クリアしました、聖剣伝説2。
私の記憶のあいまいな部分をがっちりと補正して。そしてやっぱり、後編に続いて、また泣いてしまいました…。
えぇ歳した大人がゲームで泣く。不思議ですよね。これでもかっていうくらい色とりどりのメッセージが籠っている。漫画や、小説で泣くのは分かるんですが、「ゲームで泣く」という文化は1990年代特有のものだったのかな、と私の浅い思慮で慮(おもんぱか)るこの頃です。
ゲームという文化はお金をかけて作る側、お金を出してプレイする側、両方が存在するから成り立っている。そしてレトロゲームは明確に「あの頃」を閉じ込めている。「あの頃」を感じとれる良リメイクという行為は、その淡い関係性をプレイする側に思い出させてくれる、と心底思います。
作る側の方々にもこの気持ちが届いたらいいな。
この記事は状況報告、感想のような形なので、ある程度のネタバレは含みます。ご注意ください。

※ゲーム画面の著作権はすべて権利者にあります。素晴らしいゲームを世に生み出していただき、ありがとうございます。
© 1991,1993,1995,2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。


突撃、マナの要塞!

アイテム、装備、懐かしい面々との対話、全ての準備を終え、マナの要塞へ降り立ちました。ここからはタナトスと神獣を打ち倒すのみ!
聖剣を握るランディの手にも力がこもります。ディラックを心配するプリムの心も、マナの消えゆく気配を感じ取るポポイの魂も、全部を力に変えて要塞の敵と戦います。この要塞の敵は何を考えているのでしょう。世界が終われば自分たちも危ないというのに……。

なんとか攻撃は100近く。 やれないことはなさそうです。

要塞のボスたち

待ち受けるボスのうち、一番最初に襲ってきたのはヴァンパイアロード。
ジンの魔法ディテクトによると弱点は光ということなのでプリムのセイントビームとホーリーセイバーで攻めます。今まであまり活躍の機会がなかった光の精霊ウィルオウィプス。ここにきて大活躍!
しかしプリムの魔法はアブソーブのようなMP回復系がないため、MP管理が重要。魔法のクルミ4つを大事に使います。弱点じゃなくてもポポイの連続魔法なら高いダメージを狙えますしね。

戦い方は前のヴァンパイアと同じ

次に出てきたのは闇の神殿で出会ったデカいスライムの強化版。HPが減るにしたがって大きくなっていき、中心に物理攻撃が届かなくなる。でも弱点は闇。私の大好きな闇の王シェイド様のダークフォースが活躍します! 
キャー、シェイド様ー! 悪か正義かと言われたらこの状況では間違いなく正義の闇の力……たまらなくカッコいい。

でかすぎスライム 画面パンパンです

タナトスとディラック

要塞の最奥でタナトスが待ち構えていました。ディラックを取り戻そうとプリムが必死の説得(物理)を行います。
そしてディラックによって、タナトスの正体が明らかに…。
ディラック、あんた一体何者…?
正体を現したタナトス、もといダークリッチ。
気絶攻撃に混乱攻撃と、魔法を封じてくる攻撃が多く、威力も高い。
あまり近寄らないようにして魔法攻撃がいいのですが、弱点は光。セイントビームとホーリーセイバーで倒します。魔法のクルミの残量がキツい。

タナトスの正体ダークリッチ 戦闘曲が独特です

ドリアード解放

タナトスによって魔法「マナ」を封じられていたドリアード。その力がタナトスの絶命によって解放されます。
気になって魔法の効果を見てみると「ヒ・ミ・ツ」とのこと。
こういう細かいところまでコミカルなのも、私が聖剣伝説2のことが大好きな理由です。プリムにもマナの魔法があり、二人でランディに魔法をかけるという私の記憶と合致します。ここだな、記憶に残っていたのは。

マナ ヒ・ミ・ツ! 

ラストバトル…

急激なマナの枯渇により我を忘れて暴れまわる神獣。倒さないと世界が滅んでしまう。大切な人も死んでしまう。でも神獣を倒すということは、マナの回復は見込めなくなる。どちらを取っても世界はハードモード。今までの世界とは違う未来が待っています。でも絶滅よりは未来に希望を残す方を取る。ランディ達はとても大人な決断をします。特にポポイ。
未来という明るい一点のみを見て突き進むことができる子どもたち。
他への影響、リスク、罪、損得、よりよい選択……
そんなものは世界の命運が3人の子どもに託された時点で、もはや棚上げなのです。要塞が燃え盛る中、ランディ達は神獣を倒す選択をします。
大人に振り回された子どもたちが大人のケツを拭いてやるんだ。
結果に文句なんか言えるわけねぇよ。

最後の選択の場面 ここで泣きました

ラストバトル!

あぁー! 戦闘曲が熱いー! たまんねぇぇ!(゜▽゜*)
思い出が現実になる瞬間、30年ぶりのラストバトル!!
涙が、ぐぅおー!(;□;)
ランディに2人のマナを集めてマナの剣を復活させます!
100%まで待った通常攻撃で300! レベル5で999! いけます!
神獣、君は悪くないけど、眠ってくれー! 
エゴでしかないけれど、私たちはまだ世界と生きていたいんだ。

今思えば、神獣もランディたちも、かわいそうだ…

終わりに

聖剣伝説2。私のゲーマーとしての人生に絶大な影響を与えた本作。
その内容は30年経った今でも、最後までプレイした今でも、全く色あせていませんでした。
プレイしたことがない方、やって損はありません。
むしろ前も書きましたが全人類必修科目だと思います。
プレイするごとに色んな感情が溢れてきます。そして無性に感想を書きたくなる。誰かに伝えたくなる。そんなゲームです。
はじめから最後まで、ストーリーに沿ってプレイ日記を書いてきましたが、肝心な部分は書かなかったつもりです。端折った部分はどんなお話だったのか。是非実際にプレイしてお確かめ下さい。
それでは、つたない文章でしたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。また見直して感想を追記します。
良かったら、たまに見に来てやってくださいね。
そして、聖剣伝説2を、大好きなゲームを、また一緒に思い出しましょう。
でわでわノシ

ポポイだよね、きっとそうだよね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?