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おウワサはかねがね その43「半年間noteだけで交流してた人とついに会っちゃいましたレポ」

「おウワサはかねがね」は、お互いの「ウワサ」だけは知っている波多野伶奈(俳優)と野花紅葉(劇作家)がnoteを通じてやりとりする企画です。会ったことのない2人の関係はどう変化するのか、2人が本当に会う日はやってくるのか(※11月ついに会いました)。毎月0のつく日は野花紅葉、5のつく日は波多野伶奈が更新します。

前回のおウワサはかねがね【その42(11月5日)】※ちゃんさんver.

みなさんへ

こんにちは、野花紅葉です。

前回のおウワサをお読みの方はもうおわかりでしょうが、42と今回43はそれぞれの視点でついに会っちゃいましたレポを書こう!ということになっています。いつもは基本的にToちゃんさんにのみの文章を書いているので結構ドキドキ……。そういえば41を読んでくださった方から「オタク感情をオタク構文に逃げず丁寧に書いていてよかった(意訳)」という感想をいただき死ぬほど嬉し恥ずかしな気持ちになったのですが、今回はちゃんさんに向けての文章ではないのでクソほどオタク感が溢れ出てしまうのではと心配しています。早速ですが前回のちゃんさんレポの冒頭可愛すぎワロタではないですか?(デデデ…デデデデデ…の部分)

はい、では書いていきます。

まず白状するとわたし、遅刻しまして。最低。わたしの方が何倍も集合場所への所要時間が短かったくせに、服化粧髪型etc…にああでもないこうでもないと迷いに迷っていたら完全に遅刻しました。擬態に手間取ってしまいマジで申し訳なさ爆発だったのですが前回ちゃんさんが「そんなに褒めてくれる!?」というテンションで美を取り上げてくれたので成功したようです擬態に関しては。よかった。ちゃんさんへの印象に関してはデートコース詳細後に。

🍁デートコース詳細

・ちゃんさんご希望の焼肉屋さん

→換気大事!ということで焼肉屋は適していたのですが(みなさんもこの時代のデートには焼肉屋をチョイスしましょう)、ちゃんさんも書いていた通り、まあちょっとイマイチなお店でして……しかしこれはちゃんさんの責任ではなく……アワアワ……会って5秒で焼肉屋に行ったためこの時点でのお互いの緊張がエグくて、そういう意味では「やばいですね〜笑」みたいな会話で空気が和んだのは結果オーライでした。

・わたしチョイスのシーシャ屋さん

→気に入っていただけるかかなり不安だったのですが、滞在中もなんとお帰りの際にも「マジでよかったので多分一人でも行きます」と伝えてくださって嬉しかったです〜よかった……。行きつけゆえに店員さんはわたしのことを本名で呼ぶのですがその度ちゃんさんの反応をチラチラ見てしまうというキモムーブをかましてしまったという反省があります。焼肉屋さんでは「野花さん」だった呼び名がこの頃には「もみさん」になっていたのでニヤニヤしていました(キモムーブ再び)。

・ちゃんさんがよく行く猫カフェの系列店

→まず、空間に対する猫の多さへの戸惑いがすごくて。カフェに猫がいるというよりは猫の空間に人間がお邪魔するみたいな感じに若干ウケてしまいました。楽しいというよりは面白く、そんな中でも猫というのは可愛くてさらに面白かったです。わたしの実家は犬しかおらず、猫という生物に不慣れすぎて全然交流できませんでしたが非常に可愛かったです。ちゃんさんの慣れ方が熟練のそれですごかった。

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▲「え、その子実家で飼ってたん?」という慣れ方のちゃんさん(と猫)

さて、感想。ちゃんさんと同じく「脳が「初対面の人だ!」と距離遠めで処理しようとするのに対し、気持ちは「いやいや半年ぐらいずっと話してた人ですが、、!」と距離を近めに測ろうとするのでバランスがぐらぐら」という気持ちはわたしも凄まじかったです。一方で、会う前にわたしが一番心配していた「自意識のねじれ」みたいなものは全くと言っていいほど生じず、安心した反面とてつもなくびっくりして。だって初対面の人なんて一番武装する相手だしそこそこ中身知られてたらキャラに一貫性をとか思っちゃうじゃないですか。いつもわたしはそうなんですけど、でもそれがなくて。普段自分がどれだけ言った方がいいエピソードと言わない方がいいエピソードを考えながら話しているのかということを自覚し、しかし自意識過剰人間がそれをやめるのは困難で、ただ、この人に対してはできたのだという事実を得て、それだけで会ってよかったと思えました(もちろんちゃんさんのお人柄やお気遣いの賜物ではありつつ)。

そして実際にお会いしたちゃんさんの印象について。おウワサではこれまでも「強さ・弱さ」の話がたくさん出ていますが、やっぱりわたしにはちゃんさんはとても強い人に見えました。……ちゃんさんはご自分を「よわい」と表現されていますし、ちゃんさんから見たわたしは「強い」部分があるようですし、しかしわたしは自分のことを「ゴミクソ弱い」と思っているのでもうこれは強い弱いとかいう言葉じゃなくてもっと柔軟で適切な言葉早く見つけたいな!?という気持ちでいっぱいなんですけども(この言葉でイメージが決めつけられたりするのもいい加減ダルいし古いし)。ただ、それでも「強い人」と書いたのは、なんというかちゃんさんの世界への立ち向かいがわたしと全然違って。生まれ持った外見からは逃げられないしそんなことから適当に中身までわかった気になられるしでも他者が考えることってコントロールできないしなのにそういう世界でどうしたって生きなきゃいけないし。そういうマジ無理な事柄からの逃げなさみたいなものが、うわあわたしと全然違うしかっこいいし、わたしから見たらその部分は、強いなと。いや別に強くても弱くてもいいんだけど(というか強さ・弱さがその人を好きになるかの基準には特にならないんだけど)、そして多分生きるのが上手=強いならばちゃんさん(もわたしも)決して上手じゃないし弱いんだけど、でも、かっこいいなあと思う瞬間がお話の中で何度もありました。どんな話したか気になるでしょ〜「書けないけど話せる内容」だったので、秘密だよ。

と、書いていたらわたしも2000字を超えてしまいました。大ボリュームのデートレポいかがでしたでしょうか。最後にわたしもちゃんさんへのメッセージを添えて終わりにしようと思います。


ちゃんさんへ

「恋はリズムに乗って」の話をお会いした時にするのをすっかり忘れていた!のですが、お好きだったとは!うれしい……。こういう時差で感じる喜びは文通ならではですね。次はぜひ、牡蠣のお店に連れて行ってください。

ノハナ


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