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おウワサはかねがね その7 「コンプレックスについて」

「おウワサはかねがね」は、お互いの「ウワサ」だけは知っている波多野伶奈(俳優)と野花紅葉(劇作家)がnoteを通じてやりとりする企画です。会ったことのない2人の関係はどう変化するのか、2人が本当に会う日はやってくるのか。毎月0のつく日は野花紅葉、5のつく日は波多野伶奈が更新します。

前回のおウワサはかねがね【その6(5月5日)】​

ちゃむさん

「ちゃむちゃん」より「ちゃむさん」の方が言いやすいですね。ノハナです。

その6で賛成していただいたので、今日からは何か1つテーマを決めてそれについて2・3往復おしゃべりするのをやってみましょう!わ〜い!というわけでサムネイルやタイトルもそれ仕様に変えてみました。企画のあれこれがnote上で決まっていくの面白いですが、それは勝手だぞ😠ということがありましたらおっしゃってくださいね。マジで。

テーマ、どうしようかなあと思っていたのですが、前回の返信を読んで何度か登場していたコンプレックスについてにしようと思います。前回ちゃむさんがおっしゃっていた「先輩後輩と謎の距離感をたもってしまうことが若干コンプレックス」については身に覚えがありすぎて死にかけました。

わたしは、なんというか、書くのが本当に恥ずかしいのですが、自分を出来る限り値引きして提示するという癖があります。期待されないように、傷つかないように、初めから値引きして「あ、意外とできんじゃん」と言われるの待ってしまうというか。しかしこれが相当にダサく、またこんなことでは創作の場では死んでいくだけというのは身に染みているので必死に必死に勝負するように頑張っていますが……あくまで実はそういう人間で、非常にコンプレックスだという話です。や〜〜〜マジでこれ人に言うの恥ずかしいな、どうせ会ったこともないのだしいっか。これが交換通信の強みですね。

この勢いで言ってしまえ!ということで2つ目は、自我の大半が父親の影響で形成されていることです。わたしは家族のことが嫌いで、というか「親」としての父と母のことはあまり好いていないのですが(20歳を超えて人間として対話することはいくらかできるようになってきました)、気付けばわたしを構成しているものの大半は父親がやっていたこと・好きなこと・褒めてくれることでした。つまり、非常に嫌っていた反面で非常に憧れており、また最も認められたい人間として父親は君臨してしまっているのです。抵抗していたつもりの人間に形成された自我はドーナツホールのようなもので、自分が獲得していたと思っていたものは実のないものだったのかもしれない、というのは最大のコンプレックスかもしれません。また、そういう生き方をしているが故の値引きという癖も、断ち切れないものを感じずにはいられません。一方で、なんでも結び付けて言い訳してしまうのもまたコンプレックスだったりして……これに気がついたのも20歳かその少し前だったか?あんまり人には言っていないことです。

コンプレックス、膨大にあります。マジで膨大なので2・3往復で終わる気がしねえ。コンプレックスってくくりもデカいですしね。あと100こくらいあるので続きはお話ししていく中で小出しにしていきます。今日のやつは中でも特段デカいものなのですが、どうせ会ったこともないのだしいっか、という精神で伝えてみました。

ちゃむさんのコンプレックス、非常に興味があります。連関性の有無は問わず、極個人的なお話を期待しております。あ、というのもなんだか強制みたいですが。本当になんでも、しかし切実なコンプレックスを是非、聞かせてください。もちろん、その7で書いたわたしのコンプレックスについてさらに根掘り葉掘りおしゃべりしていくのも楽しそうです。失礼なんて思わないでくださいね、どうせ会ったこともないのだし。

野花紅葉

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