女子から嫌われる女子

先日、はじめてサロンに来てくれたお客様に
「じゅりさんのインスタを見てて、私とじゅりさんは性格が似てると思う。だから、女の子の友達が出来ない。いつも嫌われる。どうしたらいいのか。」と相談された。

とても可愛いくて礼儀もしっかりしている子が泣きながらそう話してくれた。よっぽど悩んでいるんだなと思ったけれど、その日は泣いてるのを落ち着かせるのでいっぱいいっぱいになってしまったのでここに真剣にアドバイス？を書こうと思う。

思い返してよく考えたけれど、私は女友達を作るのに困ったことはない。そして、“浮いている”とかはあったと思うけれど女子に“嫌われる”ことは無かった。（不安になって、まわりのいろんな友人にLINEで聞いたりした笑）

相談してくれたその子の容姿って可愛いんだけれど、容姿が可愛いからってだけで妬まれて嫌われてるって可能性はかなり少ない。私の経験上、よっぽどまわりの子たちの性格がひんまがってるか特殊な環境ではない限り可愛い子ってむしろ女子から好かれる。私はずっとバレエをやっていたし、女子大だし、キャバクラで働いていたし今の職業的にも女性のお客様ばかりだし、今までの人生において女の世界にいたことが長いからこの意見に信憑性はあると思う！

つまり、彼女は今まで生きてきて、どんな環境に変わってもまわりの女子に嫌われてしまうということは気付かないうちになにかしらやっちゃってんだと思う。

私が思う、女子に嫌われる女子がやっちゃってる行動は大きく2つ。

空気が読めていない

女子って察する能力が高い生き物だから、空気を読む読まないにめちゃくちゃ敏感。空気を読むってことは、まわりに配慮する思いやりを持つってこと。自分の話ばっかりして、友達の話に耳を傾けていなかったり。友達が主役の場なのに、割り込んできて注目をかっさらっていったり。みんなが盛り上がってるところでしらけていたり、逆もしかり。

“私ってこういう性格ですから”って言っちゃうような自称サバサバ系女子とかも危険。ただのKYになっちゃってる可能性大。あと、「○○ちゃんって、天然だよね〜」って言われる子も気をつけたほうがいい。遠回しに空気読めてないよって言われてるかも。ちな、男性から言われてる場合は全然問題ない。笑

空気読めない子って、自分がロックオンしてる人にも無意識にちょっかい出してきそうだし一緒につるむのがリスキーな存在だから距離を置かれる。

無意識にも爆弾発言しちゃってる

思った事をすぐそのまま口に出しちゃう子って嫌われる。デリカシーにかけてることを平気で言ってるのをみると、めちゃくちゃヒヤヒヤする。女子ってみんなプライドが高いかつ繊細で傷つきやすいので気をつけるべき。

例えば、ちいさなことだけれど「背が高いね」を「デカっ！」って言うのもデリカシーのなさを感じる。両方同じ意味だし、口が悪いだけで悪気は全くないかもしれないけれど言葉を選んでいないせいで爆弾発言になってしまっていたりする。相手が悩んでいるところをえぐる一言を言ってしまっているかも。

「なんで結婚しないの？早く結婚しなよー！」
「家族なんだから大丈夫だよ。家族は仲良くしなきゃ〜。」とかもそう。あなたはその人の背景を知らないわけだし、自分の価値観ぶつけてこないでよって相手はなるよ。関係値によるけれど相手に踏み込みすぎる発言は超絶失礼だったりする。

礼儀や敬語なんてのはどうでもいいけれどデリカシーのない、失礼なことを言ってくる子は嫌われるよ。相手に対して敬意がないもん。言葉は選んで。そして、自分の言葉には責任を持って。

女子に嫌われないように生きたいなら
最低でもこのくらいは気を遣わなきゃだめだと思う。でも、こうゆう気遣いが苦手な人って改善は出来ても一生苦手だし、天性でできちゃう人は何も考えなくても出来るもの。

今回相談してくれた彼女は、仕事上女子と関わらなきゃいけない環境にいるし、彼女自身が女の子と仲良くしたいって望んでいたからアドバイスしたけれど。別に男友達ばかりでもいいし、女子と仲良くするのを諦めちゃっても全然いいと思う！

そして、最後に“じゅりさんのインスタを見てて、私とじゅりさんは性格が似てると思う。”について。

多分ここが一番問題。私は、こんな可愛い子に似てると言われて嬉しいけれど笑
インスタで人の性格の全てを判断することは出来ないし、私の方が彼女より現実的でもっと器用というかズルい性格だと思う。（この自分の性格、私自身は嫌いじゃないんだけどね笑）

要は、彼女は自己分析が少し甘いと思う。
女子に嫌われる嫌われない以前に自己分析が出来ていないと、自分と合わない環境に身を置いたり、人との相性を見誤るからとても生きにくくなると思う。

自分のことがよくわかるようになると解決することってたくさんあるよ。
自分が楽に楽しく生きられるといいよね！人生は苦行じゃないしね！