OLYMPUS→OM SYSTEMを使い続けている理由
私は今現在OM-1とOM-1 mark IIの2台のカメラ所有しています。
なぜこのカメラにしたかというのは「カメラと出会ったきっかけ」という記事にも書きましたが、事の始まりは初めてカメラを購入した時に遡ります。
例の新型感染症が世界中で流行してステイホームしていた時に情報収集のために始めたSNS。その時タイムラインに流れてきていた素敵な写真を私も同じように撮ってみたいと思いスマホカメラで頑張っていましたが、スマホの画質に限界を感じデジイチに手を出すことに。
しかしケチな性分なのでできるだけ安く抑えたい、でも性能はそれなりのものが欲しい…。ということで、当初は中古のキヤノンのEOS Kiss X9とオリンパスE-M10 mark IIIとどちらにするかで悩み、結局ダブルレンズキットで価格も安かったE-M10 mark IIIに決めました。
安くてレンズが2つもついてお得だったから
本当に理由はそれだけなんです。
カメラ脳に汚染された今ではどうってことない金額(?)ですが、当時は中古でも5万円という金額にビビりながらポチりました。
しかし購入したものの、取説を全く読まない、YouTube等でも初心者向け動画も全く観ないテキトーな性格が災いしてオートフォーカスすら上手く合わせられない始末。そもそものカメラについての基礎知識が皆無なので取説見たり初心者向け動画観てもその用語や根本が理解できていない。
要は勉強が苦手(嫌い)なんです🥹
しかし買ったからにはどうにか使いこなしたいと、SNSに撮影設定を記載してくれている人の投稿を頼りに真似して撮ってみたり、SNSを通じて出会ったカメラに詳しい師匠(福山フォトコニュニティ主宰)から師事を受けたりして少しずつカメラに慣れていきました。
で、そんな熟れた頃にヤツが現れたんですよ
ミサゴが
ダブルレンズキットしか持っていなかったけど、どうしてもミサゴを撮影したくて超望遠レンズに手を出そうと考えたんです。福山フォトコミュニティの主宰からは「野鳥撮影はお金がかかるよ」と散々釘を刺されちゃいましたが、結局初めてのカメラを手に入れてから約20日後くらいにM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm f4.8-6.7 IIがどこからともなく生えていましたね。ええ、気付いたらそこにありました。なんでだろう🍄
そうしてミサゴをどんどん撮影していくに連れて野鳥撮影にはまり込んだ結果、まだカメラのことなんて何も分かってない初心者のくせに生意気にもE-M10 mark IIIのコントラストAFやフォーカス精度などに対し限界を感じ、ボディをE-M10 mark III → E-M1 mark IIに買い替えることにしました。ケチなのでもちろん中古で。
結局この時も、既に所有しているキットレンズと75-300のレンズの売却差損が惜しくてマウント替えできずにOLYMPUS → OLYMPUSに買い替えただけなんですよね。ケチだから。
当時はセンサーサイズの違いがこんなにも写りに大きく影響があるのかとか全く理解しておらず、単純にフルサイズ機やそのレンズが高価だからという理由だけで手を出せませんでした。今思えば惜しいことしたなあと思います(笑)
そんな浅はかな考えで買い替えた訳なんですが、なんとこのE-M1 mark IIというカメラはいざ使ってみると純粋に写真を撮る悦びを感じさせてくれる素晴らしいものだと分かりました。
像面位相差AFのおかげかパッと構えた瞬間に面白いように野鳥にピントが合う。輪郭もシャープで解像感が素人目に見ても違いが分かる。
だって嬉しいじゃないですか。始めはピントを合わせることすら手こずっていて野鳥を撮ろうにも思ったように追いかけられなかった私なので、狙った瞬間をバシッと撮ってくれるこのカメラが楽しくてしょうがありませんでした。
この頃になると今の私の代名詞にもなっているヤマガラにも出会いました。
ヤマガラの存在を知ってからは毎日のようにカメラを外に持ち出してはヤマガラを撮るようになり、その毎日の繰り返しがE-M1 mark IIに特化した形ではありますが野鳥撮影設定を煮詰める形となり、その煮詰めた設定を他の野鳥などにも応用できるようになるに連れて、当時の私に徐々に自信を与えてくれました。
またE-M1 mark IIにもプロキャプチャ機能を搭載しており、サクジロー(桜とメジロ)をきっかけに野鳥飛翔を本格的に狙い始めるようにもなりました。
その頃にはこれまた気付いたら手元にM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISの超望遠レンズがありました。あれ、なんでだろう🍄
カメラに不慣れだった頃はオリンパス機を選んだことを後悔したこともありましたし、他メーカー機が羨ましくてしょうがないと思ったことも何度もありましたが、でもそれは結局自分自身がカメラを使いこなせない腕の悪さをカメラのせいにしていただけなんですよね。赤面の至りです。
初めてのカメラを買って40日後にE-M1 mark IIというカメラに買い替えるという初心者にあるまじき暴挙(?)は、結果的に見れば私に自信をつけてくれてこれから先もOLYMPUSのマイクロフォーサーズ機で撮り続けたいと思える楽しさを教えてくれました。
そしてE-M1 mark IIに買い替えてからちょうど1年後、ブランド名がOLYMPUSからOM SYSTEMに変更されてから初のフラッグシップ機であるOM-1をケチな私が新品で購入しました。OM SYSTEMと長いお付き合いをする覚悟を決めたんですね。
それにしてもこれはすごいカメラですね。裏面照射積層型Live MOSセンサーとTruePicXが搭載されており、鳥だけじゃなく猫や飛行機も被写体認識AFが速く正確にずっと追いかけてくれるので動体撮影の歩留まりが格段に向上してさらにOM SYSTEM(OLYMPUS)というカメラが楽しくなりました。
また、ダイナミックレンジも広くて夜景撮影やホタルの撮影なども綺麗に描写してくれるので、今まで手を出してこなかった分野も楽しめるようになってきました。E-M1 mark IIの時をさらに上回る感動と喜びを、OM-1という革新的な機能や性能が備わったカメラが与えてくれました。
ネット記事やYouTubeなどではマイクロフォーサーズ機はよく「ビギナー向け」「これをステップにフルサイズ機へ―」などと踏み台的な扱いで言われがちなのが悔しい所なんですが、超ビギナーだった私でもカメラに対する楽しみや自信をつけさせてくれたのであながち間違いではないんですよね。
でも一つ違うことは
「このまま使い続けたい」
と思えることなんです。
でもまあ正直なところ、実はこの2月にOM-1 mark IIを購入するギリギリまでキヤノンR6 mark IIとどちらにするか迷っていたんですよね。いや冗談じゃなくて本気でR6 markIIをポチる寸前まで行きました(笑)
ただ迷っていた原因は夜景撮影など高感度を必要とするときの描写力、それと画素数の2点だったのですが、今現在OM-1 mark IIを使用していてもダイナミックレンジの不安はそこまで感じさせません。(画素数は…まあ🤐)
最終的にOM-1 mark IIを選択した理由は色々と小さな要因が集まっての事だったのですが、簡単にザックリいえば、競合している機種のスペックが拮抗してるなら使い慣れたメーカーがいいかな、と。まあ、そんな感じですね。
そんな訳で、安かったからという理由で購入したOLYMPUS E-M10 mark IIIから続く私のカメラの楽しい成功体験の繰り返しが、OM SYSTEMという名前に変わった今でも使い続けている理由なんですね。
…と、長年カメラやってるような言い方してますが、まだカメラ歴でいうとやっともうすぐ丸三年という、まだまだ初心者に分類される経験年数なんです。
これから心変わりは大いにありますよ〜(笑)
と、そんなケチな野郎のお話に今回もお付き合いいただきましてありがとうございました🙇🏻♂️
それでは今回はこのへんで
アディオス(^_^)/~
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