28年前の記憶を求めて
けっこう前からぼちぼち自伝的記憶の研究をすることがある(例えば郷原・佐々木・山田,2018についての解説記事などご参照あれ)。実験手法は基本的に(手がかり)再生法である。自伝的記憶でこの方法を用いることの問題点がいろいろ存在することは承知しているのだが,それは今回は置いといて (日誌法も使ってみたいが今回は置いといて)。まあ実験データの再生内容を見ていると,みんな自分の記憶への確信度は高いくせに記述は曖昧なところがあったりでなんとも難しいものだなあといつも感じるのであります。