Newたわし

万能だと思っていたアクリルたわしが、実は、海を汚していた。
そんな衝撃の記事を最近、目にしました。

調べてみたら、出てくるわ、出てくるわ。

以前から話題になっていたようですね。
やっと辿り着きました、私。


うーん。これは、耳の痛い話です。
そもそも、
“アクリルたわし=エコたわし”
という情報は今も多く、私自身、
つい最近まで、せっせと編んでおりました。
お店でも売っているのを、よく見かけます。


アクリルたわしは、柔らかいので、
フライパンとか鍋とかも傷つけなくて、
調理器具も長持ちするし、
食器も傷めないし、
湯呑みもフィット、
安い毛糸で、
自分の好きに編めるし、
洗剤も水も少なくて済むし、
手荒れマシだし、
全部つるつるピカピカ!最強!!
と、思ってました。

編み物は脳にも良いし。
気分も上がるし。

でも、SDGs、環境のことについて、
何か出来ることあるかな、と、目を向けたとき。

飛び込んできたのは、
“アクリルたわし、良くないよ”
という情報。

マジですか。
長年知らずに、申し訳ないことをしておりました。

じゃあ、どうしようか。

とりあえず、毛糸の種類だよね。
やはり、海にも綿は良いらしい。
アトピー持ちだからよく知ってる。綿100%の心地良さ。
一緒なんですね。
ちょっと状況違うけど。

ただ、服でも何でもそうですが、
綿100%のものって、乾きにくいんですよね。

でも、どうだろ、編み方次第かもしれないな。
コットンたわしに、切り替えよう。


第一弾は、この2色。


キチキチに編まず、かぎ針は8号でふんわりめに。


早速作って、使ってみました。
使い心地は、

んー。

重い。硬い。泡立たない。

汚れ落ちも微妙。
お湯、いっぱい使っちゃうな。


これは、今までとやり方を変えるべきですね。


コットンたわしの良さを、まだ発揮出来ていない気がします。


汚れが落ちにくいのは、ボウルにとりあえずお湯張って、
食器をドボン。
お湯は一旦止めて、放置。で、取れやすくなるし、

泡立ちに関しては、
泡が少ないからといって特に問題は感じられませんが、
洗剤の量が足りないのかなー?と思って、
ついつい足さないように気を付ける、とかは、
ちょっと気にしたほうがいいかな。
でもこれも多分、慣れれば大丈夫だと思うんですよね。


逆に、長く続くと厄介だな、と思うのは、
“重い”“硬い”。この2つ。
毎度続くと結構なストレスになりそうなので、
何とかしたほうが良さそうです。

毎日、何度も何度も扱いにくいものに触れなきゃいけないのは、気が重い。

これは、食器を厚みのあるたわしで洗う、てとこから離れるべきだな。


今度は、ちょっと、ペラペラの薄めのを編んでみました。


第二弾。緑と白で、うね編み。これも使ってみたよ。


コットンたわしなら、断然、こっち!☺︎


アクリルたわしの場合は、厚みを持たせて、
ふっくら、もこもこした感じに仕上げて、
丁度良い使用感でしたが、

コットンたわしは、薄手のほうが確実に扱いやすいと思います。


あと、これやってて、
昔のことって、繰り返すもんだなー、と、思いました。


うちは、おばあちゃんの代から、多分もっと前から、
昔から炊飯器だけは、
スポンジではなく、綿の布で、洗剤は付けずに、
お湯のみで洗う習慣がありました。
ちゃんとつるつるになるんです。


ずっとそれで育ったので、
外に出て、
炊飯器をスポンジで洗剤付けて、
ガシガシ洗う人を見た時は、
とてもびっくりしたものです。


そういえば、あれを全般的にやる感じだな、
でも、
コットンって、貴重だよね……

と、グルグル考えながら、
昨日は、豚汁の脂と格闘しておりました。

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