エッセイ:実写版、あんた...【映画 嘘喰い】

今回話す映画

漫画の実写化については紛糾する話題になることがしばしばある。
確かに、僕自身の記憶においても面白いと思ったものはあまりない。多くが別に実写化しなくても…とか別に見なくてもよかったな…という感想で終わってしまう。

そんな中、原作を何周もするほど大好きな『嘘喰い』が実写化された。
邦画はわざわざ映画館で観なくてもいいかな、と思っているので公開当時はスルーしていたが最近サブスクに来たので観てみることに。

こ、これは…

何とも言えない…
原作序盤のゲームやエピソードをよく2時間でまとめたなあ、とは思う。が、どうしても原作のキャラとの違いや漫画のキャラを役者が演じることによる浮いた感じが目立ってしまう。
観た日に「演技下手」がトレンドに入っていて生活を監視されているのか、と一瞬疑ったのは別の話。

実写化映画によって普段マンガを読まない層にも布教できる、という意見は分かるがやはりそれは映画自体の出来に左右される。実際キングダムの映画は面白かったし、自分は観た後に原作を揃えて今でも追いかけている。

原作リスペクトを持ってクオリティの高い面白い作品をぜひ作って欲しい、というごく当たり前の結論で終わってしまうがその当たり前が非常に難しいところだ。

皆さん一押し(意味深)の実写化映画はなんだろうか。僕はジョジョの奇妙な冒険です。