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プロレスリングノア〜N-1【DAY6】潮崎VS清宮

長かったN-1のリーグ戦もこの日の後楽園ホールが最終節です。遠征こそ少ないものの、一部で昼夜連続開催などもあり選手への負担はとても大きかったと思います。まだN-1は終了しておりませんが、大きな怪我人もまた新型コロナウイルス感染者も出さずにここまで進めることができて本当に嬉しかったです。選手、運営、そしてファンの皆様に心から感謝したいです。

さてDAY7の私的ベストバウトですが、正直かなり迷いました。しかしここは潮崎VS清宮を推したいです。遡ること9ヶ月前。1.4に後楽園ホールで対戦した両者。当時はGHCヘビー級王者清宮に潮崎が挑戦するという試合でした。潮崎が緑のリングコスチュームを着用し始めた試合ですね。そこからお互い立場が変わり、どのような成長を果たしたのか?その答えが今日出ました。

序盤は1.4と少し異なり、清宮がグラウンドで潮崎に立ち向かう展開でした。清宮が9ヶ月で最も成長したのはこのグラウンドでの攻防だと思います。ポジションをうまくとって潮崎に圧力をかける清宮という形は、これまでなかった光景であり、清宮が己の成長を観客に見せることとなりました。中盤は潮崎がパワーを活かして反撃に転じます。特に雪崩式のブレンバスターはエグい落とし方で清宮にダメージを与えます。また豪腕ラリアットも火を吹き、かなり清宮が技を受ける時間が続きました。途中潮崎は清宮のタイダースープレックスを受けるも、カウント2で跳ね返します。そして終盤。清宮は豪腕ラリアットでフォール寸前まで追い込まれますが、奥の手である変形DDT(変形エメラルド・フロウジョン?)そして雪崩式DDTを繰り出し勝負をかけます。そして最後はタイダースープレックスで、見事に潮崎からカウント3を奪いました。

この結果、並びにセミファイナルでの結果によりAブロックからは清宮、Bブロックからは中嶋が勝ち上がりとなり、10.11大坂で両者によるN-1の決勝戦が決まりました。両者の対戦は2018年(旧グローバルリーグ戦)の決勝でも実現しています。このときは清宮が勝利し、その勢いでGHCヘビーも戴冠と時代をその手に掴むきかっけとしました。あのとき同様再び清宮か?それとも中嶋が勝利し潮崎との対戦へと繋げるのか?

10.11は他にもGHCjrシングルやタッグのタイトルマッチ。そして武藤、船木藤田の参戦が決定しています。Abemaでの生中継も予定されているので、是非様々な方法でご視聴ください。


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