サピックス2年生夏期講習に参加した感想
我が家は、日能研とサピックスの夏期講習に参加しました。参加した感想を残す予定でしたが、日能研のほうは娘の体調不良により、ほぼ参加できなかったため、サピックスのほうだけ記載します。
夏期講習の娘の反応
講習は全部で4日間あり、授業の終わりには毎回工作実験が15分ほどありました。娘はこの工作実験が楽しかったようで、作った物で自宅でも遊んでいました。
肝心の授業内容ですが、本人いわく「まぁまぁ楽しかったよ」と・・・
クラスの中で自分だけこの問題がパーフェクト正解だった!とか、算数のパズル問題が楽しかった、など具体的な話が出る日もありましたが、朝には「行きたくない、宿題めんどくさい」と言う日もあったりで、可もなく不可もなくな状態です😓
国語のテキストの感想
娘からはあまり要領を得ないので、親目線で見たテキストの感想です。
国語はまず、長文問題の長さに驚きました。これを全部音読するだけでも大変な文量・・・それだけでもビビリましたが、設問の難易度がけっこう高い。設問のパターンは大きく分けて3種類あり
となっていましたが、例えば抜き出し問題では、設問の傍線箇所付近からそこそこ離れた場所の内容まで見る必要があったり、記述問題の中には、文章には記載されていないことも読み取って書くような模範解答がチラホラありました。
うちは公文の国語をやっているので、公文プリントの内容と比較すると、ここまでの長文は公文では出てこないし、1学年上の内容と比較しても、一気にハードルが高い印象でした。ただ、長文問題以外の漢字学習等については、公文や市販教材と似たようなレベル感です。
まとめると、やはり長文問題の異常な長さと設問のレベルの高さが特徴ですね。
普段の学習レベルより難易度の高いことをさせたいご家庭にはピッタリだと思います。これはまさにうちで、こんな長文問題を家庭でさせようと思ったら、まず間違いなく拒否されます・・・
ただ一長一短で、国語が苦手な子だと益々嫌になってしまう危険もあるので、家庭でのフォローを工夫する必要がありそうに思いました。スモールステップではないので、いきなりこの量と内容はハードルが高い。
実際うちでは、前日の復習を毎朝やってみたのですが、国語の長文問題の復習には最低でも30分はかかりましたし、難易度高めの記述問題では苦労していました。長文には「きまりが悪い」とか「言いつける」といった言葉に注釈が付いており、復習と宿題の他にも、語彙力の強化のために注釈の言葉の意味も確認しようとすると、本当に時間がかかります・・・。
慣れていないせいもあるかと思いますが、復習するだけでも大変だということが、よーく分かりました😓
算数のテキストの感想
文章問題は、きらめき算数脳っぽい感じでした。
きらめきと言えば、問題文が長くて問われている内容を理解することがまず大変、理解できてもパズル要素や論理的思考も求められ、家庭学習でやろうものなら、親子バトルを引き起こしかねないやつですね。(←我が家のことですw)
きらめきは良問揃いだと思うので、出来ればやらせたいけど、家庭で行うには親のストレスが半端ないので、授業で先生から教えてもらいながら取り組めるなら、願ったり叶ったり!と私は思いました。
それ以外もパズル的な問題や、計算問題にもゲーム要素があったり、娘いわく「面白い」とのことなので、なかなか良く出来ているように思います。
さいごに
たった4日間でしたが、プチ体験出来て色々なことが分かったので、我が家としては参加してみて良かったです。塾でお友達が出来れば今よりは楽しくなるだろうし、嫌がっている雰囲気でもないので(宿題以外)、いずれ通塾させる方向に気持ちが固まりました。
しかし、4日だけなのに溜まり続けるテキストの山。整理がまったく出来そうにないし、どう整理したらいいのかも想像が付かない。果たして大丈夫だろうか・・・💦
以前に大手塾の夏期講習について調べたノートはこちらです