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佐藤ママの特製ノートを現代風にアレンジ

薄々お気付きかもしれませんが、佐藤ママ信者です。こんにちは🤗
アンチも多いですが、なんだかんだ言ってさすがの佐藤ママですよ。子ども4人を全員理三に合格なんて、とんでもない偉業。当然お子さんの努力があっての結果ですけど、著書を拝読するとサポートが並じゃない。

……とスッカリ信者の鑑のような発言をしている私でございますが、佐藤ママの手法はちょっとイマドキじゃないなーと思うことも多いのですよね。あ、これはdisってるわけじゃないですよ。佐藤ママのお子さん達はもう成人されてますからね、うちの子とは世代が違うので当然っちゃ当然です。
なので私は、佐藤ママの手法を真似させてもらいつつ、現代風にアレンジしてます。

佐藤ママ特製算数ノートとは

たとえば佐藤ママの伝説の中でも、ダントツで手間がかかると思うのは「算数特製ノート」ですかね。どんな物かと言いますと

①塾テキストの問題を全ページコピー(字が小さい時は拡大コピーも)
②計算問題なら数題、文章問題なら1題などの分量でカット
③式や計算スペースを考慮し、1ページに1題ずつ貼る
④元テキストを参照しやすいよう、問題の後ろにテキスト単元の数字を記入

どうですか、聞いただけで気が遠くなりましょう?😇
塾テキスト数カ月分で、ノート15〜16冊ほどになるそうですが、このノートのメリットはこんな感じです。

  1. 問題と解答欄が一冊にまとまっているので、問題テキストと解答用ノートを見比べる時間が省けて子どもが楽

  2. このノート一冊と鉛筆さえあれば解けるので、こたつで寝転びながらでもできて勉強のハードルが少し下がる

  3. 全体量が可視化できる

  4. 問題とセットで見られるので、テスト前など間違えた問題とその傾向・パターンを把握しやすい

1〜3までは本に記載されていた内容ですが、最後の4は実際に私がやってみた思った感想です。いや本当にこれは素晴らしいですよ。テキストの問題を見ながらノートに問題を解くのって、私も学生の時に煩わしいな〜と思ってましたもん。1枚にまとまっているプリントタイプのほうが勉強するのも楽ですよね。誰かがこんな特製ノートを用意してくれるなら、全力で「あざーっす!!」と土下座する勢いです。

特製ノート作りを現代風にアレンジ

でもですね、実際にやってみてください。
「こんなんやってられるかー!💢」とちゃぶ台をひっくり返したくなります。すごくすごく面倒くさい。コピーの山から問題をチマチマはさみで切って、ノリでペタペタ…私のような不器用さんには苦行でございます😭

更に、ノートの上部にコピーを貼り付けていくと、上ばかり膨らんでしまうんですよ。するとノートに書いている時にガタガタするんですよね。これが地味に気になるし、ちょっとイケてないなーと。こんなことを気にするのは私だけですかね?でも机がガタガタすると勉強に集中できない子っているじゃないですか。そういうタイプには、これは諸刃の剣かなという気も。

ではどうするかと言いますと。
PCで編集!コピーもハサミもノリも面倒くせぇ!ノートもガタガタしない!完璧!(最大のドヤ)
具体的方法は以下のとおりです。

  1. テキストをPDF形式スキャン

  2. Acrobat Readerで「スナップショット」機能を使って問題をクリップボード上にコピー

  3. Wordに貼り付け

  4. 両面印刷して穴を開けてバインダーに閉じる

以上でございます。
これより以降は、家庭用コピー機があることが前提の話となりますのでご容赦ください。(サピ中受民にはコピー機は必須です😇)

具体的手順

テキストをスキャンしてクラウド等に自動転送

まずはスキャンです。
イマドキの家庭用コピー機には、スキャンデータをクラウドやネットワーク上のファイルサーバに転送する機能がございますので、そういった機能を活用します。ここで重要なのは、画像ではなくPDF形式にしてください。

Acrobat Readerの「スナップショット」を大いに活用すべし

次に、スキャンしたPDFをAcrobat Readerで開き、問題部分をコピーします。ここで活躍するるのが「スナップショット」機能。
Acrobat Readerには「スナップショット」という、マウスで選択した領域を自動的にクリップボードにコピーしてくれるありがたい機能がございます。これを知っているのと知らないとでは、作業効率が大きく違ってきますので、ぜひ活用してください。
(最初に高解像度でコピーできるよう設定しておく必要があります)

Wordは方眼背景にすると良きかな

次にたった今コピーしたものをWordに1問1ページになるように貼り付けます。スナップショット→貼り付け→スナップショット→貼り付け…と問題数だけ繰り返します。
Wordでのポイントですが、お好みで背景に方眼画像などを設定しておきますと、まるで方眼ノートに貼り付けたような見栄えで印刷されて良い感じでした。私は8mm方眼の背景を設定してます。

閉じるバインダーはテフレーヌが最推し

Wordへの貼り付けが終わったら、両面印刷し、ルーズリーフ用のパンチで穴を開けてバインダーに閉じて終了!
私は、書く時にリングに手が触れないルーズリーフ「テフレーヌ」を愛用してまして、これに閉じるようにしてます。サピの1回分は、ちょうど「リングノート」に綺麗に収まるのが気持ちいい・・・✨
あと両面印刷しますので、裏写りしにくい少しだけ厚めのコピー用紙を使うのも地味に大切です。(うちは「高品質マルチ用紙」というコピー用紙を愛用してます)

どうですか。面倒っちゃ面倒なんですが、慣れれば割と早くできますので、作業時間としては佐藤ママ方式と同じか、それより速いような気がしてます。何より次のメリットがございます。

  • ハサミとノリで頑張るよりもミスが少ない

  • たとえミスしても差し替えられる

  • ノートがガタガタしない

  • 何度でも印刷できる(→間違い問題ノートも作りやすい)

さいごに

佐藤ママの方法でもいいのですが、時代は令和ですからね。せっかく文明の利器がありますので、そういったものを活用していきたいのです。暗記系ツールも進化が激しい分野ですから、佐藤ママのスケッチブック作戦ではなく、アプリ類を上手に活用していけると良いかなと思ってます。


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