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未来の自分へのラブレター


これまでしてきた小さな小さなの選択。
どれも”私が決めたこと”。
幸せになるために、楽しくあるために。
今より良くなるために。

「選択とは、未来の自分へのラブレター」

27歳になった今、これまでを振り返ると”私を変えた選択”はいくつもある。
海外に留学したこと、介護士になったこと。
どれも未来のためにしてきた選択。
できるだけ強い気持ちで、恐れのないように。

私を変えたあの選択は、留学をした事。
留学した理由は、このままじゃいけない気がしたからだった。
家族にも友達にも恵まれた私は、これまでトラブルなく生きてきた。
いじめられたことも、誰かを失ったこともなく。優しい両親は困ったら助けてくれる。
それに甘えている自分に気づいていた。

高校生から飲食店でバイトしていた私、子供ながらに一緒に働く人達を見て、どんな大人になりたいか考えていた。
たまに一緒になるママさんがいて、その人はいつも一生懸命な優しい人。だけどミスが多かった。申し訳なさそうにいつも謝っていた。
なんだか苦しそうで、見ているのが辛かった。

私自身、周りから「抜けてるね」って言われる。仕事中も変なミスもする。昔は何度ミスを繰り返しそれでも先輩たちは”若いから”って許してくれた。
“若いから”っていつまで使えるんだろう。
このままだったら歳をとっても変わらずミスを続けて、そして誰も注意しなくなって、自分を責め続けるのだろうかと不安になった。

大学卒業後、留学したのは移民の国ニュージーランド。
様々な人種が集まり、共に暮らしいている。
同調圧力がある日本と違い、違うことを認められた世界。
だからこそ、”私と同じような人達”はそこにはいなかった。

甘えれる人もいない、とことん自分と向き合った。
私は何者なのか。
好きなもの、嫌いなもの、やりたいこと。

感情や概念がごちゃごちゃになり作られる。
思考さえも本物かわからなくなる。


心が望んでいるのか見極めるのは難しい。
エゴは上手に隠れ溶け込んでいる。
幼い頃の教育から、”こうあるべき”に埋め尽くされている。
年齢や世間体を気にし、安定が一番であるという考え方。
時代の流れで、押し付けられることは減ったが、頭の中に残っている。
強い”こうあるべき”という考え。
本当は、世間というよくわからない奴らより、大切なのは自分の気持ちだ。

どの選択も、全ては未来のためにすること。
大好きな自分の大好きな人生のために。

私から私へのラブレター。
選択に愛を。





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